年の瀬の気分

2009年12月19日

いよいよ年の瀬が押し迫ってきた。
今年は景気のせいか、クリスマス・ツリーこそ少ない気がするが、
それでもスーパーの店頭に鏡餅や祝い箸などお正月用品が並び始めたと思ったら、
次には食品売り場に数の子がうずたかく積まれるようになってきた。
早く買えばその分安いのか、大晦日に買ったほうが安いのか、
毎年、この同じ疑問が湧き上がってくるのだが、
いずれにしても私としては、お正月用品が置かれている分、
普通の食品の売り場が少なくなってしまうのがイヤ。
昨晩も、閉店間際の(数の子以外の食品は)品薄のスーパーで、
何を買おうかと延々と迷ってしまった。
加えて、お正月用品が店頭に山と詰まれると、
なんだか早くお正月の準備をしないといけないみたいで、気がせいてしまう。
いまどきの若い人はそんなことはないのだろうが、
私のような年代だと、やはり暮れには大掃除をして、
おせち料理を作って・・・と育てられているので、
暮れ+お正月というイベントには、精神的にかなり拘束されてしまうのだ。
さらに私は、普段の掃除は丸く掃除機をかけて済ませても、
大掃除となると窓枠を歯ブラシで磨いたり、
ガスレンジの隙間のコゲを爪楊枝で穿り出したりしないと気がすまない。
つまり、普段はともすれば忘れているA型気質が物の見事に発揮されるので、
暮れは体力的にもきついというのが正直なところ。
一層のこと、今年から大掃除を止めるかなとも思うが、
これは言ってみれば、私の中に幼いころから培われてきた文化との闘いなので、
そうやすやすとは意思決定できないのだ。
いずれにしても、そんなことでウンウン悩んでいる暇があったら、
まずは持ち帰った仕事を少しでも終わらせることが先決、ですね。[[pict:niko]]