富士ファーストクラブで優良顧客を囲い込む

(株)富士銀行

「富士ファーストクラブ」のコンセプト

 富士銀行は1998年3月から会員制サービス「富士ファーストクラブ」を開始した。富士ファーストクラブの開設は、一般に言われる「2対8(ニッパチ)の法則」が同行にも当てはまったことに端を発する。この優良顧客の囲い込みのために設けられたサービスが富士ファーストクラブであり、同行の利用顧客に「利用すればするほど満足していただける価値」を提供し、信頼関係を一層強化していくことを目的に“他行にないサービス”を目指した。同行は、富士ファーストクラブが、顧客との長期的な取引を維持・成長させ、重層的な取引の促進を推進する原動力になると期待している。
 富士ファーストクラブには以下の3つのコンセプトがある。
 ひとつめは、金融サービスと非金融サービスを組み合わせること。非金融サービス、「ライフスタイル・アドバンテージ」は、富士銀行と提携した、全世界で7,000万人の会員を有するセンダント コーポレーションの日本法人、(株)センダント ジャパンが提供している。2つめは獲得ポイントに応じたメリット・バック。他の多くのポイント制が一定のポイントに達するまでは使えないのに対して、富士ファーストクラブでは、1ポイントを5円に換算して、いつでもポイント数に応じたギフトカードと交換することができる。そしてもうひとつは、有料サービスであることだ。

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月刊『アイ・エム・プレス』2001年6月号の記事