新たなアイデアを生み出す素地となる統一された基本コンセプト

マイクロソフト(株)

全世界にユーザーを抱えるPCのディファクト・スタンダード

 マイクロソフト(株)は“指先から情報”を目標にソフトウェア開発を続けてきた、世界を代表するコンピュータ・ソフトウェア企業である。1980年のBASICやMS‐DOSの登場からはじまった同社製品の成長は、90年代に急速な進歩を遂げ、現在ではパーソナル・コンピューティングのディファクト・スタンダードとして、全世界にユーザーを抱えている。
 マイクロソフトの最大のイメージ・キャラクターは、やはり同社の会長兼最高ソフトウェア開発責任者ビル・ゲイツ氏である。ゲイツ氏は世界を代表する経営者であり、パソコンやIT、ビジネスに興味のない人でも名前だけは知っている有名人である。そしてもうひとつ、ゲイツ氏とともに同社を象徴する商品が「Windows」である。パソコンのオペレーティング・システムとして、世界で圧倒的なシェアを誇る「Windows」は、パソコンのある家庭や職場、学校で日常的に使われているソフトウェアであり、「Windows」新バージョンの発売は世界的なニュースとなる。「ビル・ゲイツ」と「Windows」は、同社のマーケティング戦略にとっても重要な要素であり、これまでも企業イメージとして宣伝広告などに活用されてきた。

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月刊『アイ・エム・プレス』2000年10月号の記事