通信ネットワーク最前線(第36回)

東京通信ネットワーク(株)

新電話事業「東京電話」の開始に備えてコールセンターを開設した東京通信ネットワーク(株)。同社コールセンターのインバウンド業務について話を聞いた。

「東京電話」開始に備えてコールセンターを開設

 東京通信ネットワーク(株)(TTNet)は、1986年に行われた通信の自由化にともなって東京電力(株)などの出資により設立された、第一種電気通信事業者。以来、一貫して光ファイバーネットワークの拡充に努め、法人を対象に「高速ディジタル伝送サービス」「映像伝送サービス」「コンピュータ・ネットワークサービス」など、さまざまな通信サービスを提供してきた。
 同社では、設立以来10年以上にわたって拡充してきた光ファイバーネットワークと、蓄積してきたノウハウを武器に、事実上、独占状態にあった市内電話市場への参入を決意。1998年1月より、市内から市外まで全国どこへかけてもお得なサービス「東京電話」をスタートした。
 「東京電話」のサービスエリアは、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の富士川以東(離島は除く)で、市内通話が3分9円、市外通話も最大32%(平日昼間・3分間通話例)安い通話料金で利用することができる。
 申込方法は、所定の申込用紙に必要事項を記入して郵送するだけと簡単。同社では申込書を受け付けると加入登録を行い、お客様へ「開通のご案内」を送付、利用開始となる。無料で貸し出しているアダプターを取り付ければ、相手先電話番号をダイヤルする通常のかけ方でサービスを利用することができる。
 告知には、寺内貫太郎一家をキャラクターに起用し、テレビ、新聞、雑誌、インターネット、交通広告などありとあらゆるメディアを活用。同社では、マスメディアを利用したPRを大々的に実施するため、1日数千本のコールが寄せられることを予測。大きな受け皿が必要だと考え、大規模コールセンターの導入を検討。システムの構築を開始した。

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月刊『アイ・エム・プレス』1999年9月号の記事