ユニークなブランディングでファンを創り購買を後押し

日本コカ・コーラ(株)

サイトのファンを増やすにとどまらず、サイトを通して製品のファンになってもらうことが重要――日本コカ・コーラ(株)ではこのような認識のもとにエンターテインメント性の高い会員制サイトを運営し、実際の製品購入にまで結び付けている。

基本コンセプトは「気分転換」と「前向きな力」

 人気タレント・浜田雅功氏を起用したストーリー性のあるCMでお馴染みの缶コーヒー、「ジョージア」。日本コカ・コーラ(株)では、同製品の公式サイト「ジョージアネット」において登録会員専用の「ナンデーモ・カンパニー」を開設。CMと連動したストーリーによるコンテンツ作成など、ユニークな取り組みによって顧客の製品に対するブランド・ロイヤルティを確立している。同社の取り組みについて紹介しよう。
 ジョージアのブランドコンセプトは、もともとコーヒーが持つ「気分転換」というイメージと、顧客調査から明らかになった、現代サラリーマンが手に入れたいと願っている「前向きな力」の2つを組み合わせることによって生まれた。すなわち、「ジョージアを飲んで前向きな力を手に入れよう」が、同製品のブランドメッセージである。顧客ターゲットは、性別を問わず“働く人”とし、メインキャラクターである浜田氏の実年齢、39歳を中心としながらも幅広い年齢層を狙う。
 現在、Webで展開されている「ナンデーモ・カンパニー」は、2001年1月に開設した「トアール・コーポレーション」(とある所にある会社、という意味)を、テレビCMのストーリー展開に合わせて今年1月にリニューアルしたものだ。入会金、会費は無料。現在、会員数26万人で、男女比は6:4となっている。

この記事の続きを読むにはログインが必要となります。

ログイン


月刊『アイ・エム・プレス』2003年4月号の記事