eメール・マーケティング再検証

2010年8月22日

なんだかんだと忙しくて、ほぼ週1回のペースで書いていたこのブログを
1週間お休みしてしまった。
さて、先週末には、8月25日売りの月刊『アイ・エム・プレス』9月号が
いつになく早く納品された。

9月号の特集は「eメール・マーケティング再検証」。
弊誌がeメール・マーケティングにフォーカスした特集を組んだのは、
2004年2月号以来6年ぶりのこと。
とは言え、特集タイトルを“再検証”としたのは、
何も弊誌で特集するのが2回目だからというわけではない。
eメール・マーケティングは、前回の特集後、
スパムメールの増大などにより効率が低下したことを受けて、
一時期は話題になる機会が少なかったが、
最近では世界同時不況に伴う広告費の削減傾向を受けて、
誰に、何を、どのように伝えるのか、戦略をしっかり練り直した上で、
再びこれに注力する企業が増加していると見たからだ。
今回の特集は、総論とeメール・マーケティング展開企業のケーススタディ、
実務家へのインタビューの3部構成となっている。
ケーススタディでは、オイシックス、全日本空輸、
ユニバーサル ミュージックの3社の協力を得て、
各社におけるeメール・マーケティングの位置付け、
実際の展開方法、効果測定、課題と展望などを取材・リポート。
インタビューでは、この分野の老舗とも言える、
カレン ソリューション事業部 部長の黒川さんに
eメール・マーケティングの実務ノウハウをお伺いした。
このほか月刊『アイ・エム・プレス』9月号では、
VOC(Voice of Customer:顧客の生の声)活用に関する新連載、
「顧客の声でサービスを創出! VOC活動の実践プロセス」もスタート。
筆者は、VOC分析・活用の実務経験も豊富な、
NTTデータ3C 第二営業部 営業企画担当 シニアリーダーの直海ともえさん。
直海さんは以前から月刊『アイ・エム・プレス』をご購読くださっており、
弊誌のイベント「I.M.press Live!」にもお運びいただいたことのある、
弊誌の大切なお客さまでもある。
また、毎号、異なる筆者がCRMについて語る「CRM実践講座」には、
Z会の“ハイパーソーシャルメディア開発特命職”という
なにやらワクワクする肩書きをお持ちの寺西さんが登場。
「自社への愛をソーシャルメディアで生かせ!」と題して、
Z会におけるソーシャルメディア活用の経験を踏まえて原稿をご執筆いただいた。
これはなかなかの力作である。
このほか、ネット通販、世界のダイレクトマーケティング、
コールセンター、レスポンス広告、デジタルサイネージなどにかかわる
おなじみの連載も、猛暑に負けず、好評展開中。
巻頭を飾るトップインタビューのコーナーでは、
以前にこのブログでも紹介した、
クリーニングの喜久屋の中畠社長へのインタビューの詳細を掲載した。
http://gray.ap.teacup.com/impress/768.html
さて、このブログでご紹介した、月刊『アイ・エム・プレス』9月号は、
明日(23日)月曜日から出荷を開始します。
お申し込みはWebサイト、または電話03-3815-8991で!!