PRとダイレクトマーケティング

2005年6月16日

またまた日付が変わってしまった。
今日は、午前中は取材、午後からは新刊の校正をした。
今日の取材も、昨日のブログに書いた、
ダイレクトマーケティング・エージェンシーのうちの1社。
取材先で、PR狙いのダイレクトマーケティングの話になったのを期に、
ちょっと思ったことがある。
事故とか、異物混入とか、個人情報漏洩とかで
一大クレームを巻き起こした企業が、原因の究明や、
その後の改善のプロセスをWEBサイトやブログで公開したらどうだろう?
起こしてしまった事件は取り返しがつかなくても、
その後、真摯な取り組みを行うことで、
一般生活者の好感を得ることは不可能ではないと思う。
今を去る15年以上前のこと、
どこだったかに原子力発電所を開設するに当たって、
地方紙のダイレクト・レスポンス広告とハガキで住民の意見を募り、
収集した意見を切り口ごとに何パターン化に分類、
DMにより各々のパターンに応じた説得を行い、
原子力発電所開設への理解を促進したという
ダイレクトマーケティングの事例を聞いたことがある。
このブログ全盛の時代に、そうしたPR目的の
ダイレクトマーケティングを展開する企業はないのだろうか?