仕事始め

2007年1月4日

新年の営業は明日からなのだが、目下、月刊「アイ・エム・プレス」
2月号の入稿直前のため、編集関係者は今日が仕事始め。
でも、電車も空いていたし、電話もメールも少ないし、
金融機関や一部のサービス業を除いては、
明日が仕事始めというところが多いのではないだろうか。
さて、今日、出社前に地元の銀行に立ち寄ったところ、
一昔前の銀行の仕事始めとはまったく異なる対応に驚かされた。
一昔前の銀行の仕事始め・・・それは、振袖姿の女性のにこやかな笑顔だった。
しかも、朝一番に店内に入ると、
明けましておめでとうございます。
と、振袖姿もスーツ姿もいっせいに挨拶したのではなかったっけ?
それが今日は、振袖姿が見当たらないのはいまどき当然としても、
店内一斉の“明けましておめでとうコール”もなし。
行列に並んで自分の順番になったところで、制服姿の窓口の女性が、
自然な感じで「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしいたします。」とひと言。
これまで銀行にしても、百貨店にしても、
朝一番の店内一斉の挨拶にはうんざりしていた私は、
「これでいいのだ!」とほっとさせられた。
銀行のシャッターが上がる前から、こっちはドキドキしていたんだから。
皆さんもそう思われませんか?
もしかしたら今でも、百貨店に朝一番で出かけると、
店員が列をなして「おはようございます」と言うのでしょうか?
それって、客の立場としては対応に困りませんか?
敬語の使い方がわからない若者の増加も困ったものですが、
一方では形ばかりの“やりすぎ”も問題だと思います。