ロボット

2005年5月15日

昨日、夕食を作っていたら、玄関のチャイムがピンポーンと鳴った。
まさに肉団子製造中で手がひき肉でぐちゃぐちゃだったので、
困ったなと思いつつもインターホンの受話器を取ると、
「Yahoo! BBの○○ですが・・・。」という口上が聞こえてきた。
ブロードバンドの営業訪問なのだが、その口上はあまりに流暢で、
さながら、あらかじめ録音したテープ・メッセージを、
インターホンの送話口で再生しているかのようだった。
その流暢な口上がひと段落したところで、
手が離せないので別の機会にして欲しい旨を伝えると、
「ひとつだけ質問に答えていただけますか?」と言うので、
ひとつだけならインターホン越しに答えてもいいと申し出た。
質問は「PCはお持ちだと思うのですが、
インターネットは何をお使いですか?」というものだった。
(ひとつと言いながら、PC保有を前提としているという意味で、
実は2つの質問を合体しているじゃないか!)
ADSLと答えると、次は「どこのADSLですか?」と聞いてくるので、
質問はひとつの約束だから、とインターホンの受話器を置いた。
ひとつと言ったのに、3つも聞かれたのでは約束が違うし、
だいいち、ひき肉でぐちゃぐちゃの手で、
インターホンの受話器がべたついてきていた。
受話器を置いて、再び肉団子を作りながら、
なんであんなに口上が流暢なんだろう? と考えをめぐらせた。
テープレコーダーのスイッチをON/OFFしている音は聞こえなかったし、
ほんの十秒ぐらいの口上なのだから、
いくらマンションの全世帯をまわるからと言って、
そんな機械操作をするぐらいなら、口で言ったほうが楽だろう。
ということは、やはりその声の主が、何百軒、何千軒とまわるうちに、
口上がうまくなったというだけのことか??
最後の肉団子をだし汁の中にポチャンと落としたところで、ふと思った。
さっきのは、もしかしてロボットだったりして・・・・。
私は、ロボットがうちのマンションの廊下を移動して、
次から次へとピンポーンしていく姿を想像した。
想像するロボットが、アシモや、ましてやアンドロイドなんかではなく、
鉄人28号のようないでたちなのは、年のせいか・・・。
コールセンターにも機械対応、すなわちIVR(音声応答装置)があるが、
訪問販売にもそのうちロボットが採用されるのだろうか?
電話やインターネットでオーダーすると、
ロボット型の自動販売機がやってきたりするようになるのだろうか?