お花見雑感

2009年4月5日

3月30日、『CRM年鑑2009』および別冊の『CRM調査報告書』
なんとか無事、納品されたのも束の間、
気がつけば目の前は月刊『アイ・エム・プレス』4月25日発行号の入稿。
先週はその原稿チェックやら、折りしも半期の業績が出たことから、
それにまつわるマネジメント業務に明け暮れた1週間だった。
そんな中、東京では週の後半には桜も満開になり、
不況を吹き飛ばそうとお花見に興じる若者やサラリーマンも多いらしい。
東京は本郷にある弊社の横の「元町公園」には、
10本足らずではあるが桜の木があることから、[[pict:cherry]]
例年、近所の会社のお手軽なお花見スポットとしてにぎわっている。
今年はなかなか花見客を見かけないと思っていたら、
ついに金曜日には、団体での花見客が出没開始。
昼間から飲み始めるグループがいるかと思えば、
おなじみの青いビニールシートを敷いた上に、
風除けを兼ねて社名ロゴ入りのパネルのようなものを置いて場所を取り、
夕方からの宴会に備えているグループもある。
そこは近所の公園でのお気軽コースだけに、
場所取りの新入社員まではいないまでも、
それはそれなりに花見ムードが盛り上がっていた。[[pict:sake]]
実は弊社も、今から20年ぐらい前の会社設立当初は、
会社から徒歩30秒のその公園でお手軽な花見を開催したもの。
会社で大鍋でおでんを煮たり、近所の焼き鳥屋で焼き鳥を買ってきたり。[[pict:meat]]
でも、照明が少ないので、夜は暗いのが難点。
何だか良い時代だったな~と懐かしく思う。[[pict:meromero2]]
また、私の前職の会社では、毎年、恒例の花見会があり、
その日は仕事を(確か)午前中で切り上げて、
毎年、お弁当+つまみ+お酒持参で花見会場に向かった記憶がある。
花見会場は毎年変わり、ある年は靖国神社だったり、
またある年は向ヶ丘遊園だったり、飛鳥山公園だったり。
そして夕方には終了し、いくつかのグループに分かれて、
二次会、三次会へと流れていく。
最近は団体でのお花見とは縁遠くなってしまったが、
個人的には時間が許せば、桜の下をぶらぶらする。
昔はそんなときには必ず“ビール片手に”だったのだが、[[pict:beer]]
最近は弱くなったし、昼間からお酒が飲みたいとは思わなくなった。
今年はそんな中で、ひとつ良いアイディアを思いついた。
ケータイで桜の写真を撮って、その場で海外に住む友人に送るのだ。
実際に試してみたところ、相手は大喜び。
桜はある意味日本の象徴だし、開花日数の限られた究極の季節モノだけに、
今、この瞬間の桜の様子が届いたことに、価値を感じてくれたのだと思う。
外国人であればそれはそれで日本の風景に喜ぶし、
日本人であれば母国の季節を実感できるだろうし、
日本にいた頃の懐かしい思い出に浸ることもできるだろう。
今さらながらではあるが、便利になったものだと思う。[[pict:mobile]]
一方、TVのニュースに映る花見風景を見ていると、
最近では、カラオケのみならず、芸者さん風、5レンジャー風などと、
変装して場を盛り上げる人々も少なくないようだ。
私は花見もさることながら、花見客の様子を観察するのも好き。
酒の肴の工夫具合を観察したり、出し物?の様子を見たり、[[pict:fork]]
そのグループの関係性を想像したり・・・・。
え? 趣味が悪いですか??
今年はまだ地元のお花見スポットの公園には行っていないので、
これからぶらぶら出かけてみようかな。
でも、ずうずうしく輪の中に入っていって、
ただ酒を飲んだりはしませんので、ご安心ください。[[pict:be]]