『CRM年鑑2009』出版記念セミナーを終えて

2009年4月25日

以前にこのブログでご紹介した『CRM年鑑 2009』の出版記念セミナー、
「不況を勝ち抜くためのCRM力とは」は、今週、無事終了した。
ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
今回のセミナーは、3つのカリキュラムから構成。
まずは本書の発行人である私が、
「CRM年鑑の取材・調査結果に見る最新CRM事情」と題して、
同書に掲載されているCRMにかかわる生活者&企業調査結果のダイジェスト、
および同書の取材活動を通して感じたトレンドを30分にわたりご紹介した上で、
同書に掲載されている40社のケーススタディの中から、
オイシックス、クラブツーリズムの2社のご担当者にご登壇いただき、
自らの取り組みをご紹介いただいた。
本セミナーの内容は、月刊『アイ・エム・プレス』6月号(5月25日発行)
に掲載されるので、「参加しそびれた」という方は、同号の発行をお楽しみに。
今回のセミナーを通して思ったのは、弊社にとって、
お客さまにお目にかかる機会がいかに大切かということ。
お客さま企業のCRM力向上のお役に立てればと開催しているセミナーではあるが、
逆に主催者である弊社がお客さまからパワーを頂戴したようなもので、
お忙しいところ、講師を引き受けてくださったお二方と、
ご来場いただいた皆さまには、心から感謝している。
また、今回のセミナーでは、講師との名刺交換をされる方が異常なほど(?)多く、
参加者が単なる情報収集にとどまらず、ご自身のネットワーク拡大のために、
弊社のセミナーを活用されていることを実感させられた。
弊社のセミナーが、こうした講師と参加者、
あるいは参加者同士のネットワークづくりのきっかけになり、
双方のビジネスの活性化に寄与できれば、そんなに嬉しいことはない。
セミナー当日、会社に戻ってさっそく受講者のアンケート結果を見ると、
お客さまの評価はまずまずで一安心。
加えて、フリーアンサー欄へのコメント記入率の高さにびっくりした。
そこは自らCRMに興味をお持ちの方々だけに、
ご自身の声がより良い商品・サービスを生み出すことを熟知されているのだろう。
お褒めの言葉も辛口のご意見も含め、これを弊社の宝物として、
今後のビジネスに活かしていかねばならない。
というわけで、「不況を勝ち抜くためのCRM力とは」
と題して開催された今回のセミナーは、
弊社のCRM向上への取っ掛かりでもあることを痛感した次第。
ここから、私も含めてスタッフの1人1人が何を学び、実践していけるのか。
それこそが弊社のCRM力にほかならない。