カード利用促進に確かな手応え

マスターカード・インターナショナル・ジャパン・インク

クローズド懸賞でカード利用を促進

 マスターカードは、日本では 17 のカード会社と提携し、2,480 万枚以上のカードを発行している。最近ではメーカーや流通業がポイント・システムを付与した新たなクレジットカードを発行する動きが相次いでいることなどから、カードホルダーの数は順調に増加を続けている。しかし肝心なのは、カード利用額の向上である。
 そこでマスターカードでは、①カード利用促進、 ②会員が保有しているカードの中でのマスターカードのメイン化、③休眠会員の活性化、④ブランドイメージの向上、⑤新規会員開拓を目的に、1993 年から 1995 年までは年に 1 回、1996 年には春と秋の年 2 回、ギフトカードや各種プレゼントが当たる懸賞を実施している。スタート当初から応募受付方法のひとつに音声自動応答装置を採用してきた。
 この懸賞は、キャンペーン期間中の利用が一定額に達すると応募の権利を取得できる仕組み。
 マスターカードの場合、直接カードを発行するのは、たとえばユーシーカードや日本信販などの提携先。ともすれば、カードホルダーには「マスターカードを持っている」という意識が希薄になりがちだ。キャンペーンの実施には、カードホルダーに意識してマスターカードを利用してもらい、その使い勝手の良さを再認識してもらうことによってロイヤリティを高めようという狙いがある。またこれは同時に、提携先カード会社を側面から支援するという意味合いを持っている。

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月刊『アイ・エム・プレス』1997年3月号の記事