5月号の特集は「デフレ脱却への処方箋」

2010年4月25日

本日、月刊『アイ・エム・プレス』5月号が発行されました。
と言っても、数日前にできていますけどね。

5月号の特集は、「デフレ脱却への処方箋」。
旬なネタだけに、編集に当たっては、
類似のテーマを特集するビジネス誌が多いことを踏まえ、
ダイレクトマーケティングやCRMをテーマとする
月刊『アイ・エム・プレス』ならではの切り口を模索。
関係性マーケティングの観点から注目企業4社を取材すると同時に、
関係性マーケティングにお詳しく、かつ、
この3月にサービス産業生産性協議会が発表した
「日本版CSIランキング」に主査としてかかわっておられた
明治学院大学 経済学部教授 小野譲司氏へのインタビューを行った。
取材対象企業は、以下の4社。
①イコールコンディション「ルセット」
ネット上でこだわりの最高級天然酵母パンを販売する企業。
1.5斤サイズで2,200円と高額ながらも、
注文に生産が追いつかないほどの人気を博している。
→商品の希少価値と多彩な販売システム
②カタログハウス
カタログ誌「通販生活」でおなじみの通販企業。
カタログをクォリティの高い読み物に仕立てると同時に、
“めったに街では見かけない掘り出し物”を品揃え。
→環境問題などを意識した独自の商品憲法に基づく商品選定
③喜久屋
クリーニングと衣類のリフォーム店160店舗を展開。
クリーニング&クローク・サービス「イークローゼット」や
夜間集配サービス「ムーンライト23」、
マンション・フロント受付サービス「FCS」などを次々と開発。
→クリーニングの悩みに応えるユニークなサービス展開
④ミズノ
老舗スポーツ用品メーカー。
“自分だけの一足”を求めるランナーを対象に、
レース用ランニングシューズのオーダーメイドに注力。
→個々の顧客に最適化したOne to Oneでの商品開発
小野先生へのインタビュー結果は、以前にこのブログで紹介しましたので、
こちらをご参照ください。
なお、特集の総論は、弊社Webサイト上でPDFを公開していますので、
さらなる詳細をご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
このほか、月刊『アイ・エム・プレス』5月号では、
「Twitterの口コミ効果を検証する」と題した、
ホットリンク 代表取締役 内山幸樹氏による新連載がスタート。
第1回の今回は、「プロモーション効果の検証」。
これは私がダイレクトマーケティング学会や、
ダイレクトマーケティング・ワークショップで聴いた
氏の講演が面白かったことから、お願いしたもの。
大人気のTwitterをマーケティングに活用するのはいいけれど、
その効果はどうやって把握するの? という疑問に、
実例を交えてわかりやすくお答えします。
以上、本日発行の月刊『アイ・エム・プレス』5月号の概要をお伝えしました。
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