2026 EU&アフリカ旅行こぼれ話⑨:方向音痴に付ける薬はない

2026年10月1日
以前にもちょっと触れましたが、私は泣く子も黙るほどの方向音痴。だから、海外旅行先では、昔はガイドブック、今はGoogleマップなしには安心して散歩もできません。そんな私は今回の旅行中も、単独行動の際には何度となく道に迷いました。

フランス側のバスク、バイヨンヌでは、マーケットでお昼を食べ、旧市街をぶらぶらした後、同行の親戚が美術館に行っている間、私は「Musée Basque(バスク博物館)」を見学。夕方、ホテルで待ち合わせる予定だったのですが、本来なら徒歩15分ほどの距離のはずが、Googleマップの案内どおりに歩いてもホテルは見つからず、1時間近く歩いた末に辿り着いたのは、なんと系列の別のホテル。結局タクシーで宿へ戻る羽目になりました。しかも、あのヨーロッパの猛暑の中でのこと。熱中症で倒れなくて良かったです。

次はマドリードでのこと。親戚は終日、美術館に籠もると言うので、私は皮財布を買おうと、まずはホテル近くの店で軽く当たりを付けた後、Googleマップを頼りに2軒の革製品店を巡りました。しかし、1軒目は同名の駐車場にたどり着いてしまい、やたら遠回りすることに。2軒目は今ひとつテイストが合わず。結局、最初に当たりを付けておいた店で購入しようと、美術館と公園に立ち寄った後にその店に向かったのですが、これが次なる難関でした。ホテルから徒歩5分圏内なので大丈夫だろうと思っていたのですが、Googleマップの案内通りに歩いても見つからず、最後は無事、たどり着いたものの、その日は結局、2万数千歩も歩いて足が棒になってしまいました。

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マドリードでは猛暑の中、何度となく写真のような小路に迷い込み、このお財布にたどり着くまでが一苦労だった

その後、スペインのマラガでも、親戚が海で泳いでいる間などに単独で街をお散歩する機会がありましたが、その度に迷子状態に。マラガには「SOHO」と呼ばれるアート地区があり、あちこちにウォールペインティングがなされているのですが、ホテルの人に教えてもらってポイントを巡ろうとしたものの、ホテルの人もうろ覚えならGoogleマップにも載っておらず、ここでも迷子に。

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マラガの「SOHO」と呼ばれるエリアに点在するストリートアート

その翌日、訪れたモロッコのタンジェでは、親戚が終日、ホテルに籠もると言うので、一人でマーケットを探索し、クスクスを食べるという課題に挑戦。小路が入り組む市場付近では、自分がどこにいるのかもわかりませんでしたが、とにかく無事、時間内に課題をクリアし、ホテルに戻ることができました。

そして最後は、最終的にパリの親戚のアパルトマンに戻ってからのこと。別の親戚と待ち合わせていたカフェ・ドゥ・マゴに単身で向かうことになり、前日に「一人でメトロに乗る練習」がてら、高級百貨店であるギャラリー・ラファイエットのグルメ売り場に向かいました。最初に乗ったメトロは合っていたのですが、何度、乗り換えても目的地に近づく気配がなく、そのうち約束の時間が迫ってきたので、目的地に行くのは断念し、親戚のアパルトマンに戻りました。「今日はどこに行ったの?」と尋ねる親戚に、返す言葉もなく“Nowhere”と答えた私。当然のことながら説明を求められたのですが、もはや私はどこで何に乗り換えたかも記憶がおぼろげで、外出時には事前にGoogleマップによるアクセスのスクショをしっかり取得・保存するよう、徹底指導されてしまいました。

ちなみに、翌日のカフェ・ドゥ・マゴでの待ち合わせは、親戚による指導の甲斐あって無事、クリア。しかしその翌日、その日の夜には帰国便に乗る予定だったものの、日中、クーラーのないアパルトマンでくすぶっていても暑いばかりなので、今度こそギャラリー・ラファイエット・グルメに行くぞと、しっかりGoogleマップのスクショを保存して出かけた私。最終的にはたどり着けたのですが、最初は「ラファイエット・グルメ」という系列と思しき小型店がある郊外の駅に行ってしまい、往復で1時間以上もの無駄足を踏んでしまったのでした。

バカに付ける薬はないと言いますが、方向音痴はどうなんでしょうね? Googleマップのおかげで昔よりはずっとラクになりましたが、方向音痴にとってGoogleマップは万能ではありません。検索結果を疑い、人にも聞き、周囲も見渡す。それでも迷う時は迷う。どうやら方向音痴に効く薬は、まだ開発されていないようです(笑)。

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