電話勧誘販売

2005年7月1日

昨晩、会社で残業(?)していたところ、
「S社のAですが、Hさん(弊社スタッフ)いらっしゃいますか?」と、
若い男性の声でアウトバウンド・テレマーケティングがかかってきた。
「本日はもう帰宅しました。」と答えると、
「そうですか~。いま、大企業にお勤めの皆さんに、
マンションの投資のご案内をしているのですが、
マンションの投資についてお聞きになったことありますか?」ときた。
(うちはたった10人の会社なんだから、大企業じゃないぞ!)
「えっ? Hにご連絡いただいたのですよね?」と尋ねると、
「いえ、そちらにお勤めの皆さん全員にご案内したいのです。」という。
(だったら、なんで電話で案内するんだ?
電話はOne to Oneメディアなんだぞ!)

 
これは消費者センターにちくっちゃうぞと思い、
「まずはHから電話させますので、お電話番号をいただけますか?」
と尋ねると、今度は「掃除のおばちゃんでも、おじいさんでも、
マンションの投資は誰でもできるんです!」ときた。
(私は掃除のおばちゃんなのか?)
呆れ返ってだんまりを決め込んでいると、
彼はなぜ掃除のおばちゃんでも、おじいさんでも、
「マンションの投資」ができるのかについて、説明を始めた。
何でも、そのSという会社は不動産会社で、
人気の物件が手に入るので、購入者は誰でも、
銀行から購入価格と同額の融資を受けられるのだと言う。
(本当か? オイ!)
電話の主はひとしきり説明した後、
「どうですか? 興味はありませんか?」と尋ねるので、
少なくとも私は興味はないと答えた。
すると、「なぜですか?」と理由を尋ねるので、
「怪しい電話がかかってきたから。」と答えておいた。
(今度は彼がだんまりを決め込んだ。)
Hの個人情報をどこで収集したかは、
自分のことではないので、あえて尋ねなかったが、
こういう輩がはびこっていることで、
世のまっとうな企業もその巻き添えを食らう。
だから、いっそのこと、ここに社名を公表してしまおうかと思ったが、
後から変なやつらが来て嫌がらせをされても怖い・・・と思い、
S社の社名は業界団体の電話相談室のみにちくることにした。
O女史、後はよろしく頼みまっせ!