10日ほど前のことだろうか。家の近くのスーパーの店頭で、
「ザ・サントリー・オールド」のオンパック・キャンペーンに目が留まった。
なんとスーパーの棚に陳列されたウィスキーのボトルネックのところに、
写真のように、ケースに入った缶詰がぶら下がっていたのだ。

飲料のオンパック・キャンペーンは珍しくないかもしれないけれど、
これは小ぶりとは言え缶詰なのでプレミアムのサイズも大きく、
ウィスキーの棚の中でもひたすら異彩を放っていた。
折りしも、自宅のウィスキーが底を尽きていた私は、さっそく購入。
家に帰って確認すると、それは、和食の鉄人である中村孝明氏と、
サントリーのチーフブレンダーが共同開発した「さばの味噌煮」の缶詰。
ケースは茶系のシックなデザインで、
和食の鉄人とチーフブレンダーの仕事姿の写真＆サインとともに、
“ウィスキーと相性抜群　こだわりの肴缶　さばの味噌煮　限定製造”
などのコピーが記されている。
オンパック・キャンペーンというと、言葉は悪いが、
ともすれば“子供だまし”のようなものも少なくないが、
これは昭和生まれの“3丁目世代”の人々の郷愁を誘うに足る、
なかなかの企画なのではないかと思った。
味？　あ、まだ食べてないのでわかりません。
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