ジャパネットたかた㈱に取材

2008年8月9日

昨日は、早朝の飛行機で福岡に向かい、
(株)ジャパネットたかたにお邪魔してきた。
まずは福岡市内のコールセンターを訪問、取材の後、
徒歩5分ほどの距離にある2つのコールセンターを見学。
お昼に「鯛めし」を食べてからJRで約2時間をかけて佐世保に向かい、
テレビショッピング撮影用のスタジオを見学させていただいた上で、
高田社長にトップインタビューを行った。

(写真の奥に見えるのが㈱ジャパネットたかたのスタジオ)
コールセンターの取材に対応してくださったのは、
総合顧客コンタクト本部 本部長を担われる社長の息子さん。
テレビショッピングや新聞折込チラシによる通信販売を手がけるだけに、
“日本でいちばんコールの山谷が激しい”という同社のセンターを
同本部内はもちろん、ピーク時には全社員を巻き込んで、
フレキシブルにマネジメントしているのが大きな特徴だ。
実際、取材に同席してくださった広報の方も、
新聞折込チラシ配布日は、終日、電話対応でくたくたになると話しておられた。
高田社長へのインタビューは、
テレビの画面を通して頻繁にお見かけしているだけに、
なんだか芸能人にでも会うかのように、ちょっぴりドキドキした。
応接室に通されるとほどなく登場された高田社長は、
意外なことに、テレビでの口調とは別人のように
静かな声で淡々と話されるのが印象に残った。
カメラ店からスタートして今日の“メディアミックスショッピング”に至る経緯、
変化とスピードが求められる今日のビジネス社会を生き抜くための方策など、
約1時間をかけて興味深いお話をお伺いした。
すべてのスケジュールを終えてから、
博多駅前で「博多ラーメン」と「黒豚ギョーザ」、
生ビール1杯を30分で平らげ、福岡空港に向かったのだが、
夕方からの局地的な大雨の影響で、
予約していたANAの(多分)最終便は45分以上の遅延。
定刻でも羽田空港23時着なのに、
これが45分遅れたのでは終電に間に合わない。
どうしたものか思案に暮れていたところ、
ANAのカウンターの女性の特別な配慮で、
追加料金なしでJALの最終便に切り替えることができた。
それでも家に辿り着いたのは結局、今朝の1時過ぎだが、
こういう時の特別なサービスは心にしみる。
それも、近視眼的には自社にとって不利なサービスを
笑顔で提供するその態度は、私も見習わなければならない。
取材にご協力いただいた(株)ジャパネットたかたの皆様、
そして、ANAのお姉さん、どうもありがとうございました!