コミュニケーション

2005年7月19日

昨今、eメールがビジネス上のコミュニケーションの手段として、
かなりの構成を占めるようになってきた。
実際問題、私自身の日常を振り返ってみても、
1日当たりの電話とeメールの受発信の件数を比べると、
圧倒的に後者が多いというのが現実だ。
そうした中、便利になった反面、いろいろな不都合が発生してもいる。
スパムメールがその典型であるが、
そこまでいかなくても、eメールは送信が容易なことから、
本来ならば対面、せめて電話が好ましいと思われる用件も、
eメール1本で済ませてしまうことがある。
あるいは、eメールだと用件を手身近に済ませがちなので、
真意が伝えられなかったり、伝わらなかったり。
中には文章があまりに下手で、趣旨がわからないこともある。
こうした実態は、いずこも同じと言えそうだが、
何が常識で何が非常識なのかは、わかるようでわからない。
これは、eメールが新たなコミュニケーションメディアだからでもあるが、
それだけではなく、常識が時代と共に変化することにも起因する。
そんな中で、最も大切なのは、いかに相手の立場に立って、
コミュニケーションができるかということだ。
そんなことを思うのは、年をとった証拠なのだろうか?