最近、休みのたびにカスタマーサポートのお世話になっている。
PCのハードやソフト、ISPのカスタマーサポートなどだ。
現在、メインで使っていたPCをなんだかんだの末修理に出しているので、
サブの携帯に便利な小型のノートPCを使用しているのだが、
このPCにはセキュリティ対策を施していなかったため、
なんとかしなくちゃと、昨日、ISPに問い合わせをした。
そもそも私が個人で契約しているセキュリティサービスは、
PCを3台まで登録できるタイプのものなので、
ITリテラシーに問題のある私は、カスタマーサポートの助けを得ながら、
2台目に必要なソフトをインストールをしたというわけだ。
しかし、そのインストールが終わると、
今度はインターネットへのアクセスがあまりに遅くなり、
ブログへの書き込みさえままならなくなった。
加えて、しばしば、メッセンジャーサービスから、
不気味な英文メッセージが表示されるようにもなった。
「あなたのＰＣは内部的な問題が発生している。
すぐに××のサイトに行って、必要な措置をしないとPCが壊れますよ。」
セキュリティソフトをインストールしている最中に、
ウィルスにでも感染したかとウィルスチェックをしたが、問題はない。
そこで再度、あちこちのカスタマーサポートに電話することになったが、
時間をとられる一方で、ちっとも全面解決には至らない。
ハードウェアのカスタマーサポートのお兄さんいわく、
こうしてメッセンジャーサービスで誘導されたサイトに行くと、
スパイウェアを勝手にインストールされたりするのだという。
ITのおかげで便利になったとは言え、不便になったところもある。
便利と不便を相殺すると、まだ便利のほうが大きい気はするが、
このままいくと、いつの日にか不便が便利を上回る日が
やってくるのではないかという気がしてくる。