オフィスに届く年賀状

2009年1月4日

月刊『アイ・エム・プレス』2月号の入稿直前のため、
私を含む編集スタッフは、今日から出勤。
目の前にうず高く積まれた校正に目を通さねばならないのだが、
午前中はひとまず年賀状や年賀メールに目を通しているうちに終わってしまった。
今日は私自身、そんなに遅くまで仕事をしたくないし、
編集スタッフにもさせたくないのだが、
校正に取り掛かる前に、会社に届いた年賀状を見て思ったことを
ちょっとだけブログに書いておきたい。
まず、文面を見て思ったのは、やはり会社に届く年賀状だけに、
この不景気に触れる話題が多いということ。
とはいえ、そこは年賀状だけに、暗い話題のまま終わるわけではなく、
こんな時代だからこそ云々と、各人の考えが披露されている。
印象に残ったのは、下記のような文脈だ。
・こんな時代だからこそ→お客さまとの関係づくりが重要
・こんな時代だからこそ→マーケティングが重要
・こんな時代だからこそ→人と人/企業と企業のふれあいが重要
中には、個人のマーケティングが求められる時代になったというものもあったが、
いずれにせよ、年賀状をくださった方々が皆それぞれに、
この厳しい時代をどう生き抜いていくかを、
真剣に考えておられるのが伝わってくる。
最近、弊社の年賀状は、月刊『アイ・エム・プレス』の
表紙イラストを描いてくれているオジャラさんのイラストのみが“売り”で、
編集の仕事をしているにもかかわらず文章を入れていないのだが、
来年からはきちんとしたメッセージを入れようとちょっぴり反省した。
会社に届いた年賀状を見ていてもうひとつ思うのは、
ちょっと不便な年賀状もチラホラ見受けられるということ。
例えば、社名だけしか記されていないので、
その会社のどなたからいただいたのかがわからないもの。
あるいは、まだお付き合いが浅い方の場合、
社名を記さずに個人の年賀状をお送りくださっても、
どの会社の方だったのかが俄かには思い出せなかったりする。
これは思い出せない私が悪いのかもしれないが、
手書きでチョコッと勤務先が書いてあったりすると嬉しい。
また、弊社にとって、こうして頂戴する年賀状は、
お客さまのデータベースをフレッシュに保つための貴重な情報源でもある。
この1年間に社名や部署や住所や電話番号に変更がないかを
年賀状をベースに確認し、変更があった場合にはデータベースを更新するのだ。
そういう意味では、過去1年間に何らかの変更があった場合には、
住所が変わったなど、変更点について一言書き添えてあると助かる。
また、複数の事業所の連絡先を併記する時には、
ご本人が所属する事業所に何らかのチェックが入っていると良い。
皆さんからいただいた年賀状についてあれこれ書いてしまい、
不謹慎だと言われてしまいそうだが、
こういうことはお正月以外には気がつかないものなので、
自分にとっての備忘録もかねて、記させていただいた。
さて、いよいよ目の前の校正の山に取り掛かるか・・・。