昨年5月に、南アフリカ共和国を訪問してからの1年間、“オフィシャル版”とも言えるお土産話を以下の4回に渡り展開してきました。
①それは準備段階から“Oh my God!”の連続だった
②ワイナリー探訪記――生産者のこだわりを知り、製造工程を確かめ、自分の舌で味わう
③商業集積地に欠かせないPick n PayとWoolworth
④地域住民のリラグゼーションの場「Cape Garden」
①が旅支度編ならば、②はメーカー編、③は量販店編、④は専門店編といったところですが、その間、日本ダイレクトマーケティング学会の「NEWSLETTER」 vol.28に、「南アフリカ共和国におけるダイレクトマーケティング最新事情」として、以下の見出しから構成されるダイレクトマーケティング編とも言うべき原稿を執筆しました。
■まずは南アフリカ共和国のアウトラインを紹介しよう
国土面積、人口、国民の年齢・民族などの構成、公用語、GDP、インフレ率、失業率などを日本との比較を交えて紹介。
■郵便事業の破綻でオフライン通販は壊滅状態 これに代わってECが急速に進展
郵便事業の破綻によりDMを活用したオフラインの通販は壊滅状態にあるが、インターネットの進展やソリューションの開発に伴い、ECが急速に進展している旨を紹介。
■DMや荷物の受け渡しを担う新たな拠点づくりへの挑戦
郵便に代わってDMや購入商品の顧客への受け渡しを行う、民間のサービス・ショップ「POSTNET」や、アパレルや家具等の専門店によるメール・ボックス・サービスを紹介。
■二桁台の急成長を遂げるB to C ECのトレンド
モバイルの普及、国境を超えたECの進展などを受けて急成長しているECの売上高、ユーザー数などと合わせて、近年のマーケット・トレンドを紹介。
■調査結果に見るECユーザーの動向
Effectivemeasureが南アのネットユーザーを対象に行った調査結果より、ECの利用経験率、利用経験者のプロフィール、利用状況、決済&配送状況、利用理由などを紹介。
■EC以外の領域におけるダイレクトマーケティングの動向は?
「南アフリカお土産話③」でも紹介した大手スーパー、Pick n Pay、Woolworthにおけるキャンペーンや制度型プロモーションの事例を紹介。
■南アにおけるマーケティング・コミュニケーションの現状
同国のコンサルティング&トレーニング会社「CUBE[ON THE SQUARE]PTY LTD」のオーナーかつ代表者であるWinnifred Knight氏へのインタビュー結果を紹介。
■文化の多様性とダイレクトマーケティング
同国における文化の多様性とダイレクトマーケティングの関係性について、ターゲットに合わせた表現のカスタマイズ、越境ECの利用経験率の高さなどの観点から考察。
以下に同学会Webサイト上に公開された「NEWSLETTER」へのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は原文をご覧ください(私の原稿は3ページ目からになります)。
→ 「南アフリカにおけるダイレクトマーケティング最新事情」
南アフリカのお土産話は、書いても、書いても、書き切れないのですが、オフィシャル版はこれで完了とし、後は番外編、あるいはテーマごとに気がついた時に紹介させていただくことにします。時間をかけての間延びした投稿にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
テーマ別に見る
年月別に見る
-
2014年
-
2013年
-
2012年
-
2011年
-
2010年
-
2009年
-
2008年
-
2007年
-
2006年
-
2005年
-
2004年
-
2003年
-
2002年
-
2001年
-
2000年
-
1999年
-
1998年
-
1997年
-
1996年
-
1995年