通勤電車が本になった!

2006年12月22日

皆様が今ご覧いただいているこのブログ「通勤電車」が、
写真のような本になりました。というのは嘘のようで本当の話。
と言っても、このブログを見た他の出版社の方から
お声がけいただいたわけではないし、弊社がその出版に踏み切ったわけでもない。
このブログポータルが提供しているブログの書籍化サービスを利用したのだ。
いわば私の自費出版なのだが、費用は会社のクレジットカードで落としたので、
出版社の自費出版(当たり前じゃん??)という変なスタイルだ。
つまり、弊社が一部限定で「通勤電車」を書籍化したってことか?
すでに蓄積されたブログコンテンツをそのまま書籍化しただけなので、
目次も中扉もないそっけない構成だが、手続きは至って簡単。
Webサイトで対象となるブログの期間やモノクロ/カラーの別、
製本形態、表紙のタイプ、部数を選んで申し込みボタンを押すだけ。
その後、送られてくる確認メールを受けてカード番号を入力すれば、
あとは待っていれば数週間で書籍が納品されるのだ。
「通勤電車」を書き始めた2005年1月4日から、
書籍化を申し込んだ2006年11月26日までの全ブログを対象としたので、
掲載ブログ数はしめて430にも上り、一冊には盛り込めないということで、
写真のように二分冊になった。料金は2冊で8,460円也。
これは本文がモノクロの場合の料金なので、カラーはもっと高くなるが、
当然ながら、部数を増やせば増やすだけ単価は安くなる計算だ。

昨晩は残業で深夜に帰宅したのだが、これが届いたものだから、
自分で書いたものなのに面白くてついつい読みふけってしまった。<笑>
今回、書籍化した目的は、「通勤電車」の中で何か使えるネタはないかを
確認するため。すでにコンテンツが430にも達しているため、
いつ、どこに(Index)、どんなことを書いたのかがわからなくなっており、
出力しようにも手間がかかってやっていられないからだ。
このブログポータルにはマイブログ内のキーワード検索がないので、
過去のブログを見ようという時には、あらかじめ設定したIndexごと
(これが1コンテンツに1つしか付けられないのだ)、
あるいは、作成年月日ごとにしか引っ張れない仕組み。
「どんなことが書いてあったっけ」と眺めるときには、
パラパラとめくれる紙メディアにまさるものはない。
お正月休みに日本酒でも飲りながらこれをつらつらと眺め、
来年の商売のネタになるものがないかを考えてみよう。