弊社は水道橋と御茶ノ水の間の外堀通り沿いにあるのだが、
その外堀通りの反対側には神田川=外堀が流れている。
先日、神田川の土手に花束が落ちていたことを書いたが、
この神田川には様々な生き物が生息している。
最も良く見かけるのが鯉。以前、鯉ヘルペスが流行ったときには、
たくさんの鯉が浮いて、新聞種にもなった記憶がある。
このほか名前はわからないが、時折、水鳥も見かける。
しかし、今日のブログでフォーカスしたいのは、
鯉でも水鳥でもなく、亀。
何と神田川には亀が生息しているのだ。
この亀のことを最初に話題にしたのは、
マーケティング関係の某業界団体事務局のOさんだった。
JR中央線で新宿から神田に向かう途中、
御茶ノ水橋を越えてすぐのあたりで神田川を望むと、
川面から杭(くい)のようなものが顔を出しており、
その上でよく亀が甲羅干ししていると言うのだ。
私は御茶ノ水駅を毎日利用するので、杭の存在は知っていたのだが、
その話しを聞いても、そんなところに亀がいるなんて、
にわかには信じられなかった。
が、それ以来、亀のことが気になって、
時々、思い出してはチェックしていたところ、
外堀通りの順天堂前の交差点で信号待ちをしているときに、
ついに神田川を泳ぐ亀を目撃した。
以降、弊社のスタッフも次々と目撃。
社内では「亀を見ると良いことがある」ということになっている。
亀だけに、もちろん冬場は冬眠しているはずなので、
毎年、春になると、誰が一番亀を見るかが注目の的なのだが、
なんと今日、御茶ノ水橋の上から今年の初亀を見た。
会社に戻ってさっそくそのことを弊社のFに話すと、
Fは昨日、順天堂前の交差点のところで、
すでに今年の初亀を見たのだと言う。
一番乗りできなかったのは残念だが、いずれにしても、
私にとっては今日から寒くなって亀が冬眠する頃まで、
順天堂前の交差点で信号待ちするたびに、
亀ウォッチングを楽しむ日々がスタートしたことに違いはない。
時には、数匹が仲良く一緒に泳いでいたり、
親亀の背中に小亀が乗っているシーンも見られるので、
皆さんも御茶ノ水近辺にお越しの時には、
ぜひチェックしてみてくださいね。
<神田川における亀ウォッチングのポイント>
・御茶ノ水橋(特に橋の神田よりの杭の上)
・順天堂前の交差点
・水道橋で見たと言う証言も!
神田川の亀
2006年4月18日