特集のブレスト

2006年4月27日

今日は月刊「アイ・エム・プレス」6月号の特集の
総論の方向性についてのブレーンストーミングを行った。
最初に今回の特集担当の2名がこれまでの取材やインタビュー、
アンケート調査などの進行状況と結果を報告。
6名の参加者全員が特集全体の最新状況を踏まえた上で、
一人一人が総論の方向性についての意見を提示。
各人への質問やディスカッションを経て、
2時間掛けてなんとか構成&方向性を搾り出した。<汗>
月刊「アイ・エム・プレス」特集の総論は毎号、
こうしたブレストを経て、各号の特集チーフが総論の原稿を書き、
これを発行人である私が校閲、修正指示を出し、
チーフが原稿をアップ、編集全員の校正を経て印刷入稿、
読者の皆様のお手元にお届けしている。
こう書くと、「なるほど!」と思われるかもしれないが、
いざ特集の取材&インタビュー&調査活動を始めてみると、
当初の企画の修正を余儀なくされることも少なくないし、
また、ブレストを経て総論の下原稿が上がっても、
ブレスト通りにはいかない事情が新たに発生したりもするわけで、
その実態は“おどろおどろ”しくさえある。<笑>
さて、6月号の特集では、以前にもブログに書いたように、
年1回のコールセンター調査結果をリポートするわけだが、
今年は特にコール数の増加への対応にフォーカスする。
本日のブレストで決めたテーマは、
どうする!? 増え続けるコール数
解決のヒントをコールに見出す

(印刷入稿まではまだ日があるので、気が変わるかも・・・)
テーマ自体は、当初の企画段階とさして変わらないが、
方向性は今回も結構、変えてしまった。
企画段階では、お客様のコールの中にヒントを発見して、
広告やWebサイト、取扱説明書などを改善し、
不要なコールを抑制する取り組みに注目する予定だったが、
今日のブレストの結果、お客様からかかってきたコールを
セールスに繋げる活動も視野に入れることにしたのだ。
方針変更の理由は、取材先の1社に、
そうした活動に取り組んでいる企業があったため。
つまり、「増え続けるコールへの対応方法」を、
・コールを削減する取り組み
・コールを商機に繋げる取り組み

の2つの観点から捉えることにしたのだ。
と言っても実際の原稿は、これから書くのだから、
そこでまた何らかの事情が生じ、変更を余儀なくされるかもしれない。
最終的には、締め切りまでの時間と体力・気力との戦いなのである。