昨日は、ある業界団体の委員会終了後、歓迎会があり、
終了後、名古屋のテレマーケティング会社の社長と
さらに一杯やったりしていたので、帰ったときにはもうぼろぼろで、
ブログをお休みしてしまった。お酒は確実に弱くなった。
業界団体と言えば、現在弊誌では、日本通信販売協会、
日本テレマーケティング協会、日本ダイレクト・メール協会、
日本マーケティング協会など、インタラクティブなマーケティング
にかかわる業界団体のニュースを紹介している。
最初の3つの業界団体には、重複入会している企業も少なくない。
また、通信販売にはテレマーケティングやDMが欠かせないし、
プロモーションでも電話とDMを併用したキャンペーンが多いなど、
カバーする領域にも隣接、もしくはオーバーラップする部分がある。
一方、低成長下にあって、経費削減の一環として、
業界団体の会費にメスを入れる企業も少なくないようだ。
こうした中、各業界団体の統合を巡る議論が聞かれるようになった。
本来、業界団体というのは、その名の通り、
ひとつの業界の団体であることから、日本自動車工業会のように、
ひとつの業種・業態でくくられているのが普通だろう。
そうであれば業界団体の存在理由は比較的わかりやすいし、
会員の顔ぶれも想定しやすい。
つまりは会員のメリットも絞り込みやすいわけだ。
しかし、前出の業界団体の多くは、特定業種の団体ではない。
業界団体の会費にも、おつきあいだけでなく投資対効果が求められる中、
これらの団体は、自らのアイディンティティをどこに求めるのか、
つまりは会員にどのような価値を提供するのかを、
今一度見直していく時期にさしかかっていると思う。
そしてここでも、ダイレクトマーケティングなのか、
テレマーケティングなのか、One to Oneなのか、CRMなのか、
といった議論が欠かせないことになるのだろう。
業界団体
2005年8月18日