皆さんは、先週、新宿、渋谷など東京の主要駅に、
写真のような朝日新聞のポスターが貼られていたのをご存じだろうか?
ケータイの写真なのでよく見えないかもしれないが、
ポスターの上に所狭しと配置された帯状の仕掛けに
“ミニ朝日新聞”が横向きにセットされており、
希望者はこれを帯から抜いて、自由に持ち帰ることができる。
このミニ朝日新聞は、A4版よりちょっと小ぶりなサイズの8ページで、
一般紙で見慣れた文字数である13文字詰めで、6段分の記事が掲載されている。
ページ構成は、1~3面が環境、4~5面が教育、6~7面が医療で、
いずれも2009年1月の記事を再編集したもの。
最終面はPRのページで、朝日新聞社が主催する各種イベントの案内や、
朝日新聞無料お試しキャンぺーンの案内などが掲載されている。
最近、マイクロブログ「Twitter」でスポーツ中継や
ニュースの配信をはじめたことで話題になった朝日新聞だが、
新聞社がポスターを駅貼りするというのも、目新しい展開では?
(Twitterと違って、メディアは伝統的だけど。)
大手新聞社は部数減、広告減で苦戦を強いられているだけに、
これまでセールス+おまけの一辺倒であまり注力してこなかった
マーケティング施策を強化しはじめたということか。
もしかして、調査結果に基づき乗降客の属性に基づき
駅により内容(テーマ)が異なるとか、
同じ駅でも時間帯により内容が異なるといったことはあるのか?
ここで取り上げたミニ朝日新聞は、先週、私がJR新宿駅でGETしたもので、
トップ記事は「普及へ欧州並み制度 太陽光発電 倍額買い取り」。
カバンに入れているうちにちょっとヨレちゃったけど、写真もアップしておきます。
まさかとは思いますが、別バージョンをお持ちの方がいらっしゃったら、
ぜひコメント欄で教えてください。
そういえば、これがデジタルサイネージだったら、
ターゲットに応じたコンテンツの差し替えは一発ですね。
朝日新聞社の駅貼りポスター
2009年7月21日