月刊「アイ・エム・プレス」2月号

2005年12月26日

皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
私はクリスチャンの家庭に育ったためか、
幼い頃に一生分のクリスマスを祝ってしまった感があり、
大人になってからは、幼少時に勝るクリスマスには
出会っていないと言うのが正直なところです。
さて、皆様のお手元には、すでに弊誌の新年号、
イコール創刊10周年記念号が届いていることと思いますが、
ということは、編集部は2月号の年末進行で大童(おおわらわ)。
そんな中、2月号の「The ふぉーかす」の記事をチェックしていたら、
弊誌のライターさんの手によるユニークな表現に、
思わず目が釘付けになりました。
「The ふぉーかす」は、インターネット、コールセンター、
ペーパーメディア、店舗の4つの顧客接点をテーマにした、
弊社の編集スタッフやライターの手によるエッセー風の軽い読み物。
それぞれの顧客接点のトレンドを紹介するケースもあれば、
顧客側の立場で自らの体験談を披露することもあります。
今回、私の目を釘付けにしたのは「ペーパーメディア」のコーナー。
具体的には、地域に密着したタウン誌の話しだったのですが、
そのライターさんは、タウン誌のメリットに言及するくだりで、
「インターネットと違って出力する手間がない」と書いていたのです。
どうです? すごいと思いませんか?
私たちはここ10年、「いつでも、どこでも、簡単に検索できる」など、
インターネットのメリットにばかり目を奪われていましたが、
ここまでインターネットが普及してみると、
時にはこうした逆からの発想で考えてみるのもいいかもしれない。
そんなことを感じさせるひと言でした。