外資系企業のパーティ術

2006年6月14日

今日は、オグルヴィ&メイザー・ジャパンのパーティに行って来た。
これまでのマーク・ブレアさんに代わって、
以前に弊誌でインタビューしたジョン・グッドマンさんが
社長に就任されたのを期してのパーティである。
会場は、六本木ヒルズのグランドハイアット東京。
このところダイエットしようと思っているにもかかわらず、
グランドハイアットでのパーティは初めてだったので、
ついついデザートのケーキまでいってしまった。
同社のパーティに参加したのは2回目だが、
常に、パーティの最初ではなく、しばらく歓談してから挨拶が始まる、
というところがなかなかだと思う。日本企業が主催するパーティだと、
まず何人かの方の挨拶を聞いてから、乾杯の音頭を経て、
ようやく歓談&飲食の時間にたどり着くのが通常だが、
この仕組みだと開始時間にちょっとでも遅れると、
挨拶の最中にパーティ会場に入ることになったり、
せっかくの挨拶を聞き逃してしまうことも少なくない。
この点、しばらく歓談した後に挨拶という仕組みだと、
多少、遅れてしまっても、挨拶はしっかり聞くことができる。
今日のパーティでは、同社のアジア・パシフィックの会長、
前社長に続いて、新たに就任された社長の挨拶があったのだが、
比較的長目の挨拶にもかかわらず、落ち着いて耳を傾けることができた。
欧米ではこれが普通なのかどうかはわからないが、
日本の企業もこのような仕組みを取り入れてはどうだろうか。
加えて、今日のパーティでは、乾杯が終わるや否や、
新社長の好みというレゲエ・ミュージックがスタートした。
ボブ・マーレイだったかジミー・クリフだったか思い出せないが、
こうした小さな演出もパーティの重要な盛り上げ役だ。
弊誌でも、セミナーのBGMに同じ曲を使ったことがあり、
同じレゲエ好きということで、親近感を感じてしまった。