取材

2005年8月22日

弊社は月刊「アイ・エム・プレス」をはじめとする各種出版物を
発行していることから、こと取材に関しては「する側」であり、
「される側」になることは決して多くはない。
しかしここ数週間、「される側」になることが3回ぐらいあった。
1回目は、日経MJの単品通販の特集号。
これについては、すでにこのブログに書いた通りである。
そして2回目は、読売新聞。
8月18日(木)の読売新聞夕刊の11面(2版)に、
コールセンターの記事が載ったのを、ご覧になっただろうか?
「企業の印象 コールセンター次第」と題して、
コールセンターはストレスのたまる職場だが、
最近では企業がコールセンターの重要性を認識し、
仕事のしやすい環境作りに取り組むようになってきたということを、
AIUや三井住友カードの事例を交えて紹介したものだ。
おおよそ三段分の記事の終わりのほうに、
弊社のコールセンターに関する調査結果が紹介されている。
調査対象企業の35.4%がスタッフのストレス対策を課題に挙げており、
この比率が前年調査より6.3ポイント上昇したといった内容だ。
そして3回目は、某大学の先生によるインタビュー。
これは弊社というよりも、私個人に対するインタビューに近いが、
その大学がリーダーシップに関わる新たな科目を開設するに当たって、
ビジネスマン何人かのリーダーシップのあり方をヒアリングし、
カリキュラム作りの参考にするという主旨だった。
前述の通り、取材を「する側」には慣れているが、
「される側」は不慣れなだけに、逆の立場に立つと、
質問にどのように回答しようかとけっこう悩むものだ。
そして、実際に紙面に掲載されると、
主旨が伝わらなかったな~と感じることもある。
「他人の振り見て我が振り直せ」ではないが、
時には「される側」の立場に立って、
日ごろの取材のあり方を見直してみることは大切だ。
取材そのものだけでなく、アポイントの取り方、
事前の情報収集や情報提供の仕方を含めて、である。