昨日、弊社の社内会議の席で、会議室の名前の話になった。
このほど、月刊『アイ・エム・プレス』の「マーケティング&マネジメント」
のコーナーで弊社スタッフがインタビューさせていただいた
電通アベニューAレイザーフィッシュの会議室が魚の名称になっていたというのだ。
それも、サーディンとかツナなど英語なのかと思ったら日本語で、
オフィスが築地だけに寿司ネタが中心なのだという。
なかなか洒落ているなと感心しつつ思い出したのは、
かつての博報堂のネット部門の会議室の名前。
コアラとかなんとか動物の名前になっていたと記憶している。
さらに記憶をたどると、ユニークな名前はまだまだあった。
かなり以前の記憶だが、IBMビジネスコンサルティングサービスの会議室は
ニューヨークとかロンドンとか都市の名前だった。
こちらは海外からのお客様をもてなすのに最適だろう。
チューリッヒ生命はスイスの各都市の名前だったかな。
こちらは同社発祥の地であるスイスを知ってもらおうという逆の発想だ。
また広告会社のオグルヴィが、太郎など日本人のファーストネームを
会議室名に使っているのは、日本人スタッフに親しんでもらおうという意図か。
こうして見ると、会議室にユニークな名前を付けているのは、外資系企業が中心。
そして各社とも単に奇をてらうのではなく、ユニークさの裏側には、
お迎えするゲストに対するホスピタリティが感じられる。
日本の会社も、もう少しビジネスに遊び心を取り入れてもいいのでは?
会議室の名前
2007年9月27日