以前に、弊社で主宰しているマーケターのための情報共有コミュニティ
「マーケティングブロガーズ.jp」についてここでご紹介したことがあるが、
皆様はすでにお立ち寄りいただいているだろうか?
この8月に弊社主催のお客様との関係づくりを語る会「I.M.press Live!」の
ゲストスピーカーを担ってくださった久米繊維工業の久米社長が
このサイトに興味を持ってくださったことは当時の「通勤電車」でご紹介したが、
加えて去る11月22日と27日の2回に渡り、日経BPの「IT pro Watcher」の連載
「企業経営に生かすBlog道」でも当サイトを取り上げてくださった。
「マーケティングブロガーズ.jpに見る読者・執筆者・出版社の三方よし」
と題したその記事で、久米社長は「IT pro Watcher」のターゲットである
企業の情報部門担当者向けに、弊社と 「マーケティングブロガーズ.jp」を紹介。
さらには、初めてお目にかかった8月の「I.M.press Live!」のお打ち合わせ時に、
私が「通勤電車」のタイトル回りと同じイラストをあしらった
「ブロガー名刺」をお渡ししたことについて、その印象を次のように語っている。
「ブロガー名刺をお持ちの社長も珍しいのですが、さらに出版社の経営者で
雑誌の発行人が『積極的ブロガー』と知って感銘を受けました。なぜなら、
出版社にとってブログは『目の上のたんこぶ』にも等しいからです」
私はどうやら、そもそもがカウンター・カルチャー好きで、
だからこそ“Interactive”な“Marketing”にかかわる情報誌である
月刊『アイ・エム・プレス(I.M.press)』を創刊したわけだが、
双方向マーケティング(Interactive Marketing)がカウンター・カルチャーどころか、
むしろ時代のトレンドとなっている昨今、
今度は出版界のカウンター・カルチャーと称されているようで、
なんだかちょっぴり誇らしい気分なのであった。[[pict:meromero2]]
そして久米社長が「マーケティングブロガーズ.jp」を
「同誌が提唱するCRMの仕組みそのもの」と評されるに至っては、
まさに天国にも上る気分である。そう、私は「出版人」であるよりも、
コンテンツの「マーケター」でありたいと思っているのだ。[[pict:hi]]
しかし久米社長の記事は、私を昇天させて終わるわけではない。
2回に渡る連載の最後の見出しは、
「理想は、毎日ひとつ社長厳選情報がコメントつきで届くこと」。
具体的には、「更新記事の中から、『毎日1記事を厳選』して
『コメントつきで紹介』する『今日のマーケティングブロガーズ.jp』
メールマガジン&ブログの配信」を推奨されている。
これは私が、なるべくお金と手間をかけずにサイトを運営している
とお話ししたことを受けての一言だが、
「編集スタッフが、眼力があってトレンドも読める
ブログジョッキーの機能を持つわけです」とまで言われえてしまうと、
なるほど・・・と、自らブログジョッキーになりたくなってしまう。[[pict:niko]]
しかし、久米社長が連載の冒頭で、
「『小さな出版社であってもどこまでできるか』を実践するブログポータル」
と称されていることからもわかるように、
はっきり言って、限られたリソースの中でどこまでできるのか、
最後は体力勝負以外の何者でもないだけに、思わず唸ってしまう。
集まったブログの更新記事すべてに真剣に目を通すのは無理でも、
セレクションブログ+アクセスランキング上位10位から選ぶなど、
知恵を絞ることでなんとかできないかなと気を取り直す私。
こんなことを言っていると、従業員満足度が下がってしまうかな?[[pict:horori]]
とにもかくにも久米社長、どうもありがとうございました。
お正月特集と年末進行でバタバタしてしまい、
御礼が遅れたことを心からお詫び申し上げます。
ご提案の件については、お正月休みに考えてみますね。[[pict:wink]]
ところで「マーケティングブロガーズ.jp」ではこのたび、
月刊『アイ・エム・プレス』編集部お勧めのブログをご紹介する
「セレクションブログ」を一部リニューアルしました。
新たに登場したのは、弊誌のコメンテーターでもある
ウィトンアクトン社 代表取締役のルディー和子さんのブログ
「明日のマーケティング」と、過去に何度か弊誌に連載していただいたことがある、
米国・ロサンジェルスのダイナ・サーチ社 代表取締役石塚しのぶさんの
「石塚しのぶの『ビジネス眼力を鍛える』」。
「マーケティングブロガーズ.jp」をまだブックマークしていない方は、
これを機会にぜひ!!
企業経営に生かすBlog道
2007年12月23日