マス媒体のコラボレーションに思う

2008年2月28日

この1月31日に日経・朝日・読売の三紙が「あらたにす」の名称で
ニュースや社説の読み比べサイトを開設したかと思ったら、
昨日は「少年マガジン」(講談社)と「少年サンデー」(小学館)が
ともに創刊50周年を迎えるのを機に、4月から新雑誌を発行する旨が報道された。
ライバル同士の媒体が手を組むというのは、
やはり各メディアが発行部数減、広告減に悩んでいる証左とも言えよう。
「あらたにす」は、結局のところ三紙のポータルのようなもので、
サイト上で頭出しされた記事をクリックすると、
“続き”はリンク先の各紙のWebサイト上で閲覧する仕組み。
三紙の記事が一面、社会面、社説などのコーナーごと、
あるいは注目のテーマごとに“読み比べ”できるのが特徴で、
ナビゲート役として10人の新聞案内人が起用されている。
購読や広告の申し込みボタンも付いているが、
こちらも基本的には、各紙のサイトにリンクされていたり、
あるいはeメールで問い合わせる仕組みになっている。
新聞の読み比べができるということ自体は画期的ではあるが、
私自身はニュースを把握するのがせいいっぱいで、
各紙の取り上げ方を分析している余裕はないというのが正直なところ。
それこそこのブログで紹介した“ライバル誌が手を組んで新雑誌発行”など、
個人的に興味のあるニュースがあれば複数紙を読み比べたいが、
あくまでも新聞ありきではなく、ニュースありきだと思う。
また、若者を中心とした“新聞離れ”を食い止める狙いもあるのだろうが、
そもそも新聞を読まない人にこのサイトが受けるかには疑問が残る。
むしろ、複数紙を併読するような、新聞のヘビーユーザーに受けるのではないか。
一方の講談社と小学館の取り組みについては、
詳細が不明なので、今のところなんともコメントのしようがない。
唯一言えるのは、できればニュースサイトではなく、
ニュースの発信源から本件にかかわる情報を収集しようと
各社のサイトに行ったところ、本件にかかわる記述が見当たらないばかりか、
プレスリリースのコーナーさえ、にわかには見つからなかったということ。
マスコミというのは、プレスリリースの発信に消極的なのかな?
広告会社が広告の出稿に消極的なのにどこか似ている・・・。
ちなみに、弊社のプレスリリースはこちら