ハンドルネーム

2005年5月29日

昨日は久しぶりに、ウサギの英語学校に行った。
昨日参加したのは、好きな時間に行って、
好きな時間に終了することができる仕組みで、
先生が提示したテーマに基づき、
その時々で異なる参加者がおしゃべりするという気ままなものである。
そのクラスに参加すると、最初に自己紹介をするのが通例。
私が出版関係の仕事をしていると言うと、
どんな本? と聞かれ、ビジネス関係の雑誌と答えると、
十中八九、タイトルを教えてくれと言われる。
そうすると、月刊「アイ・エム・プレス」の名前を出すことになり、
多くの方はご存じないので、その概要を説明することになる。
しかし、そうした場面に出くわすたびに不安に思うのは、
たまたま同じクラスに参加した方々のうち何人かは、
家に帰ってからインターネットで、
弊誌を検索するかもしれないということだ。
これも何かの縁だから、サイトを見てくださるのは嬉しい。
しかし一方では、ちょっと悩ましいところもある。
まず一点は、英語学校には、けっこう気を抜いた格好で行くこと。
次に、英語が下手なこと。
昨日は、単なる編集スタッフではなく、発行人であることが、
ひいては社長であることがばれて(ばらして)しまったので、
えっ? 社長なのにこんな格好? とか、
この雑誌の発行人って、英語がこんなに下手なの? とか、
思われるだろうなと、小心者の私は憂鬱になる。
かと言って、毎回、着飾って(?)行こうと思ったら、
なおさら通学頻度が少なくなるのは目に見えている。
一方、インターネットの世界のハンドルネーム。
5月の連休にソーシャル・ネットワーキング・サービスに入るときには、
本名をそのまま名乗ろうかと随分迷った。
ハンドルネームを使うと、発言に無責任なような気がしたのだ。
結局、このソーシャル・ネットワーキング・サービスでは、
見る人が見ればバレバレのハンドルネームを使っている。
このブログを書いている自分と、
ソーシャルネット・ワーキング・サービス上の自分。
直接、面識のない方々の間には、この2つのいずれか、
あるいは双方が混ざり合って私のイメージが形成されていくのだろう。
それは最初から踏まえてやっていることだが、
そこにリアルの世界が混ざりこんでくるとなると、
正直、ちょっと動揺を禁じえない。
もちろん、日ごろから存じ上げている方はいいのだが、
英語学校のことを考えると、そこでこそハンドルネームが使いたい。
そう思う私は変だろうか?