2005年8月19日
最近では、夏はセミ、夜はコオロギの声が聞こえるようになってきた。
昨日は、原宿近辺で久々にツクツクボウシの鳴き声が聞こえた。
ツクツクボウシと言えば、以前に、ツクツクボウシの鳴き声について、
社内で議論になったことがあった。私はその名の通り、
「ツクツクボーシ」と鳴くと思っていたが、
中にはこれを「オーシーツクツク」と逆に表現する人もいる。
ここまでは多くの方がご存知のところだと思うが、
そこに新たなスットコシーヤ説が登場したのである。
つまり、ツクツクボーシは「スットコシーヤ」と鳴いているというのだ。
これは、弊社の編集スタッフが言い出したことなのだが、
何やら地方在住の彼女の友人から聞いた話で、
その友人が住む地方では「スットコシーヤ」が定番だというのだ。
おそらく、ツクツクボーシは全国(世界?)どこでも、
同じ鳴き声を発しているのだろうが、
犬や猫の鳴き声をあらわす言葉が国により異なるように、
聞き手によって色々に受け取れるということなのだろう。
そしてそれが、口コミによって、地域に広がっているのではないか。
試しに・・・と、手元の辞書で、ワンとかニャンとか引いてみたが、
どれも出てはいなかった。