ソーシャル・ネットワーキング・サービス

2005年7月9日

私がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に入ったのは、
確か5月の連休なので、もう2ヶ月が経過したことになる。
最近では、仕事中、隣の席のデザイナーがかけているラジオでも、
かつてのようにブログ、ブログと騒がなくなったと思ったら、
「ブログの次はSNS」などという雑誌の特集が組まれるなど、
本当に世間は新しもの好きだなと思う。
(もしかしたらマスコミが新しもの好きで、
世間がこれにあおられているのかもしれないが、であれば、
弊誌は<マスコミではないが>単に新しいものに飛びつくのではなく、
ひとつひとつの本質をきちんと見据えていきたいと思う)
私がSNSに入ったのは、このブログでも何度か紹介した、
Direct Marketing Workshopの仲間に誘われたのがきっかけ。
最初に誘われたのは今年の初めだと思ったが、
何ヶ月かの躊躇の末、また別の個人的な友達にも誘われたので、
思い切って入ってみることにしたのだ。
それから2ヶ月、ほぼ毎日、このサイトをチェックしているが、
「これは使える!」というのが私の感想だ。
あくまでもパーソナル・ユースが前提のサイトなので、
ビジネス面での利用には限界があるが、
そもそもビジネスにかかわっているのが自分という一個人である以上、
パーソナルとビジネスの境目は限りなくファジーである。
弊社の社員の中には、私よりちょっと前に入ったものの、
多くの人とのネットでのやり取りが発生して面倒と、
フェードアウトしている者もいるが、
私の場合は、この2ヶ月間に以下のようないいことがあった。
・SNS上で遠方の友人とのコミュニケーションが活発化した。
・SNS上でご無沙汰している方と再会し、これがリアル場面での再会→コミュニケーションの深化につながった。
・SNS上で、ビジネス上のお付き合いをさせていただいている方のパーソナルな一面を知ることができた。(某大手企業でダイレクトマーケティングを手がけるHさんは、ウサギを飼っているのか・・・みたいな)
・SNSのコミュニティを通して、共通のテーマで議論できる新たな方々との出会いがあった。
・SNS上に書いたこのブログに関する情報を見て、このブログを訪問してくださる方も少なくない。
・SNS内のいくつかのコミュニティに、各々のコミュニティに関連する弊誌のイベント情報を流して、実際に何人かの方にお運びいただいたことがある。
すぐに思いつくことだけを挙げ連ねただけでも、こんなにいっぱいある。
毎日、ばたばたしているので、なかなかこまめなことはできないが、
もっと時間をかけて、日記を高頻度に書いたり、
コミュニティに積極的に参加をすれば、
いいことはもっともっとたくさん出てくるに違いない。
そう言えば、地元の街のコミュニティの情報を元に、
おしゃれなバーを発見、訪れたこともあった。
ご存じない方のために付け加えれば、
SNSは会員の紹介がないと入れないネット上のコミュニティ。
私が入っているSNSの場合には、日記が書き込めるほか、
友人を登録したり、さまざまなテーマのコミュニティに参加し、
自分でトピックスを立てたり、
他のメンバーが立てたトピックスにコメントをすることができる。
SNS未体験という方がいらっしゃったら、
一度、試してみることをお勧めする。