オフィスグリコのその後

2005年8月8日

以前にもこのブログで紹介したが、
弊社は2週間ほど前から、「オフィスグリコ」と呼ばれる
お菓子の職域配置販売を利用している。
これは1個100円のお菓子が入った専用の引き出しをオフィス内に配置し、
各自が食べた分だけ付属の貯金箱にお金を入れるシステム。
最初は小ばかにしていた私だが、これが実によく売れる。
お菓子代の100円は社員やバイトが自腹で払うのだが、
それでもあっという間に在庫が底をつき、
週に1回の清算&在庫補充時には、
引き出しの中には不人気のお菓子しか残っていないのだ。
聞くところによると、清算&在庫補充にやってくるのは、
30代の「おじにいさん」とのこと。
おじさんとおにいさんの間の人たちを、最近はこう呼ぶのか?
ちなみに、初回の清算代金は1,500~1,600円とのこと。
週に1,500~1,600円ということは、月に6,000円ぐらいか。
「おじにいさん」のマージンが、仮に30%だとすると、
1件のお客さんをフォローして月に1,800円ということになる。
私はこのオフィスグリコを、ブログに書いただけでなく、
あちこちで話しのネタにしつつ、カップ麺やツマミもあればいいのに、
などと好き勝手なことを言っていたが、
よくよく聞いてみると、引き出しに入っているのは、
グリコのお菓子だけではない。
亀田製菓のあられやら、中野物産のおしゃぶり昆布やら、
他メーカーの製品も含まれていたのだ。
複数企業のコラボレーションによる販促が流行の兆しだが、
このオフィスグリコも、どうやら顧客の要望に即して、
自社製品に限らず、品揃えを拡大する方針らしい。
そういえばアスクルも、親会社であるプラスの製品に限らず、
競合他社の製品へと品揃えを拡大していったっけ。