ウサギの英語学校で

2005年6月12日

英語学校にニュージーランド出身の気になる先生がいる。
名前は忘れた<笑>が、今日も、私が教室に入ったときには、
すでに映画と芝居の違いの議論が繰り広げられていた。
映画はディレクターが力を持っているのに対し、
芝居は一人一人の俳優が力を持っているとか、
映画が大量生産なのに対し、芝居は一発勝負だとか、
生徒との会話をしながら、それぞれの特性の違いが、
先生の手によってホワイトボードに書かれていく。
「伝えるということは、メンタルなことではなく、
行動することだ」と、中では一番英語の堪能な男性が言い出す。
俳優をしている彼の叔母さんが、そのことを力説していたのだという。
先生はこれを受けて、コミュニケーションが、
いかにボディランゲージとか表情に依存しているかを話す。
同様の話が英語学校に敷衍されたかと思うと、今度は音楽に例えられる。
私はマーケティング・コミュニケーションに例えようと思って、
えーっと、と言葉を選んでいるうちに、
ピーンポーンパーンポーン
と、授業が終わってしまう。
忙しい中でも英語が上達する方法はないものか。