イートレード証券

2005年7月5日

今日は、イートレード証券にトップインタビューにお邪魔した。
インタビューさせていただいたのは、
同社 代表取締役執行役員社長の井土太良氏。
証券会社のトップへのインタビューは久しぶりだったので、
ネット証券会社の最新事情などを交えて、
同社の戦略や井土社長のお考えをお伺いし、
短時間にぎっしりと内容の詰まったインタビューとなった。
同社では“顧客中心主義”を打ち出しているが、
その最大のポイントは、手数料の安さ。
株式投資の成功VS失敗確率は五分五分であるにもかかわらず、
かつて多くの顧客が失敗の憂き目に合ったのは、
証券会社の手数料の高さが原因であるというのが井土社長のお考え。
手数料を低く抑えることが、
顧客の資産運用のパフォーマンスを高めるとの考えのもと、
業界きっての低手数料率を実現されている。
このほか、インフラ、情報、品揃えの充実にも注力。
マス顧客をターゲットとするだけに、
アンケートに基づき優先順位を決めて、
これらのサービスの開発や改善に取り組んでおられると言う。
ネット証券からスタートして事業規模を拡大し、
成長分野と言われるインベストメント・バンキング業務を強化、
総合証券会社化を推進していくのがその構想だ。
あっという間に多くの個人投資家を味方につけたネット証券。
今後もその動向から、目が離せそうもない。
本インタビューは、月刊「アイ・エム・プレス」
8月25日発行号に掲載予定である。