このところ週末になるとろくなことがない。
先週も、お寿司屋さんを2軒回っても、
お寿司にありつけなかった話をしたが、
この週末はインターネットのトラブルに見舞われた。
ここ数週間、自宅のPCがスムースにネット接続できないことが多く、
PCのネットワークに接続されたLANケーブルを、
前後左右にいじると接続されたりしていたのだが、
今日になってこの不具合がさらにひどくなった。
来週は弊社が発行する月刊「アイ・エム・プレス」の入稿なので、
この週末には、会社やそれぞれの自宅で原稿を書いている社員から、
私の個人アドレスにガンガンと原稿が送られてくる。
それらをチェックするのが、発行人である私の役割なのだ。
にもかかわらず、インターネットに接続できないなんて、
お話にならないじゃないか。
朝起きて、いよいよネットに接続できないことを知った私は、
まずは最寄の家電量販店に電話で照会した上で、
開店と同時に店頭に出向き、LANケーブルを購入。
自宅に戻って、祈るような気持ちで接続してみたが、
事態はちっとも改善しない。
いよいよもって、恐れていたことが起こったのである。
そして、ネットに接続しているVAIOのコールセンターに1時間、
NIFTYのコールセンターに1時間、電話を掛けまくったが、
結局、PCの問題かモデムの問題かADSLの問題かの切り分けができず、
①まずは最も可能性が高いADSLの検査をしてもらう、
②上記でダメならモデムを交換してもらう、
③それでもだめならPCを修理に出す、
という順番で、トラブルの解決に臨むことになった。
が、それぞれのプロセスに1週間かかるので、
プロセス間のタイムラグを考えると、最悪、1カ月かかる。
最悪の状況に突入したことが判明したところで、
私はダイアルアップ接続に切り替えることを決め、
ニフティのコールセンターに手取り足取り教えてもらって、
今、このブログをしたためるに至っている。
もちろん、社員の原稿チェックも受け取れる。
これで少なくとも、急遽、休日出勤したり、
その旨をみんなに電話して、原稿送付先のアドレスを
自宅から会社に変更してもらったりする必要もない。
こうして何とか急場は凌いだものの、
久しぶりのダイアルアップ接続は、なんともかったるい。
ダイアルアップ時のピーヒュールルルゥー・・・という音も、
今や昔懐かしい金魚売りのかけ声のようだ。
結局、いつかは上記の①②③のプロセスをやらなきゃだし、
①のためには、また元のADSL状態に設定を戻さなきゃならないし、
そのためには、またNIFTYのコールセンターに電話して、
やりかたを聞かないと、ITリテラシーのない私には単独ではできない。
そして、NIFTYのコールセンターに電話をするということは、
IVRを何回かプッシュボタン操作して、さらに癒し系の保留音と、
「電話が込み合っている」旨のメッセージを延々30分ぐらい聞き、
人の声が聞こえてくるのをひたすら待つことを意味するかと思うと、
これからはダイアルアップ人生を歩もうかとも思ってしまうのだった。
ついてない
2005年4月9日