SPA企業のマルチチャネル戦略

2008年4月25日

今日は、月刊『アイ・エム・プレス』5月号の発行日だ。
5月号の特集は「SPA企業のマルチチャネル戦略」。
トップインタビューもファッションのショッピングモールを運営する
(株)セレクトスクェア代表取締役の属健太郎さんなので、
なんだかアパレルのネタがやたら多いところは、
いつもの弊誌とちょっと趣が異なるかも。
さて、本特集の構成は、総論とケーススタディとインタビュー。
ケーススタディでは、青山商事(株)THE SUIT COMPANY、
(株)シップス、タビオ(株)、ドリームビジョン(株)の4社を取材。
インタビューでは、(株)ソフト・アンド・ロジック
代表取締役 水沼靖さんにご登場いただいた。
ケーススタディで採り上げた企業のうち、
THE SUIT COMPANYとタビオは店舗とeコマース、
シップスは店舗と外部のショッピングモール、
ドリームビジョンは自社サイトと外部のショッピングモール、
さらにはPCサイトとモバイルサイトを併用。
各社とも“マルチチャネル”という意味ではまだ試行段階にあるが、
顧客の要求に「いつでも、どこでも、どのようにでも」応える
マルチチャネル展開は、製造と小売を自らコントロールする
SPAにとって、重要な戦略と言えるだろう。
インタビューにご協力いただいたソフト・アンド・ロジックの水沼さんは、
過去にも何度か弊誌にご登場いただいた、
顧客分析に基づくコンサルティングのプロフェッショナル。
アパレル系の大手通信販売会社で商品企画や
媒体企画を手がけられたご経験もあり、
アパレルと通信販売の双方に精通した希少な存在である。
関西在住なのだが、今回のインタビューでも、
ご出張の多忙なスケジュールの合間を縫って弊社にお立ち寄りいただき、
いつものベタな関西弁でインタビューにご協力いただいた。
本号ではいつもに増して、取材のアポイント獲得が難航した。
マルチチャネルを積極展開しているSPAの中には、
「マルチチャネルの取材は担当部門が複数に渡るので無理」
という理由で取材をお受けいただけなかったところもあり、
何だかね~という感じなのであった。
(マルチチャネルを統括する部署を作りましょうよ!)
「SPA企業のマルチチャネル戦略」を特集した、
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