昨日から一泊二日で、Direct Marketing Workshop（DMW）の
全国合同研修会に参加してきた。
DMWは米国・ダイレクトマーケティング視察を契機に
1984年に東京で産声を上げたダイレクトマーケティングの勉強会。
現在は東京のほか、大阪、九州でも活動しており、
約20年前から、各地区のDMWが幹事を持ち回りするスタイルで、
年1回、全国合同研修会を開催しているのだ。
第21回を数える今回の参加者は総勢69人。
初日のプログラムは、今回の幹事役であるDMW関西の会員であり
クリエイターである木村さんによるトレンド分析に続き、
大阪府特別顧問、大阪府立大学教授である橋爪紳也氏が
「アジアのOmotenashi都市　水都Osaka」と題して基調講演。
大阪都心部を流れる河川を対象とした「水の都大阪」の再生への取り組みを、
大阪の歴史やシンガポールなど世界各地における
都市再生プロジェクトの成功事例を交えてご紹介くださった。

講演会終了後は、天満橋のホテルのまん前にある
八軒家浜船着場から遊覧船に乗って、
大川の中ノ島周辺をサンセットクルーズ。
食前酒代わりのビールを飲みながら、
橋爪先生のお話に登場した美しく整備された川辺の様子や、
川面のライトアップ、噴水などを目の当たりにした。
夜はホテルでの懇親会に続いて、関西DMW御用達の居酒屋での二次会、
そしてホテルの一室をバーに見立てての三次会と、
全国のダイレクトマーケティング仲間の交流は深夜に及ぶのが通例。
2日目の今日も、午前中に大阪上町散策をした上で、
真昼間から新世界の串カツ屋で、食べ放題・飲み放題の宴会が繰り広げられた。
威勢の良い単品通販勢が中心の九州DMW、
イベント好きでローカルな合宿も欠かさない関西DMW、
真面目で礼儀正しい名古屋DMW、
外部講師に恵まれて他地域からは“知的”（？）と評される東京DMWなど、
地域ごとのキャラとキャラのぶつかりあいが全国合同研修会の最大の売り物。
時にはお酒の勢いで喧嘩になることもあるけれど、
お互いの違いがあるからこそ、学ぶところもあり、
もうかれこれ20年以上もこうした交流が継続しているのだ。
来年は東京DMWが幹事役を担うことになっているので、
今日から1年をかけて、全国の仲間を迎える準備をすることになる。
※前回の東京での全国DMW合同研修会
http://gray.ap.teacup.com/impress/711.html