今日は、日本ダイレクトマーケティング学会
法務研究部会の第一回オープンセミナーに行ってきた。
今回は、第一回とあって、部会長である弁護士の川越憲治先生が、
「ダイレクトマーケティングと法律」と題する講演を行った。
終了後、懇親会が開催され、いま、帰ってきたところ。
セミナー参加者は、通販会社、支援産業など数十名。
懇親会の顔ぶれは、大手通販会社各社の法務担当者に加え、
テレマーケティング会社、コンサルタントなどであった。
これまでは苦手意識も手伝って、法律問題は遠巻きにしてきたが、
ダイレクトマーケティング周辺にはいかに多くの法律があるかを痛感。
こうした機会を通して勉強しないと・・・と痛感した。
ご参考までに、本日のレジメは、下記の通りであった。
第一部 法務研究部会について
1.法務研究部会の研究テーマ
2.DMのトラブル事例
3.DMに関する法律
4.現在提起されている立法問題
5.企業に必要な法律問題
第二部 ダイレクトマーケティングにおける法律問題
一 総説
1.DMの意味
2.法律の機能
二 データベース
1.データベースの作成と使用
2.知的財産
3.漏洩問題
4.個人情報保護法
三 製品化
1.パーソナルな商品
2.知的財産
3.その他
四 提携
1.提携の内容
2.独占禁止法
3.大規模小売業特殊指定
4.下請法
五 広告・アピール・販売促進
1.景品表示法
2.その他の法律
3.迷惑メール、ジャンクメール
六 契約
1.民法のルール
2.その他
七 ネット
1.電子商取引法
2.オークション
3.フィッシング
4.景品表示法
5.その他
八 フルフィルメント
1.レスポンス
2.配送
3.アフター・サービス
4.PL
5.債権回収
6.トラブル
九 DMと企業
1.企業経営の法律
2.CSR
3.コンプライアンス
4.法務組織
5.業界の対応
第三部 結論
DM学会
2005年9月27日