CRM? One to One?

2005年8月16日

お盆と言うことで、電車も道もすいていて気持ちがいい。
しかし今日は、またまた大きな地震があって、びっくりした。
被害がこれ以上広がらないといいのだが・・・。
さて今日は、ダイレクトマーケティングのコンサルのお二人と、
日本で始めて冷やし中華を供したという神保町の「揚子江菜館」で、
冷やし中華&点心の昼食をご一緒した。そのうちのお一人から、
「CRMはこれからどうなると思いますか?」と質問を受け、
うーん・・・と思いながらも、次のように答えた。
CRMはもちろん、One to One、ダイレクトマーケティングなど、
カスタマー・インサイトに基づくマーケティングは、
今後ますます活発になるものの、その問題と、
これらのどの言葉がメインストリームになるかは別問題である。
このコンサルタントの方は、私の答えを聞くと、
以下のようにご自身の想いを語られた。
曰く、One to Oneにはコンセプトはあってもモノがない。
CRMにはモノ(IT)はあっても思想がない。
だから、前者は時間経過とともに風化し、
後者はITのカテゴリーとしてのみ生き残っていくのではないか。
(本当はこの先にもっと面白い話があるのだがそれは後日!)
私はここ数年、広告代理店、印刷会社、DM発送代行会社、
ダイレクトマーケティング・エージェンシーなどから、
同様の質問を何度となく受けている。
それぞれの会社が、自社の担当部署名をどうするか、
ソリューションの名称をどうするかといった局面で、
そうしたことを尋ねてこられるのだ。
弊社の月刊「アイ・エム・プレス」の“I”と“M”は、
“Interactive Marketing”の頭文字をとったものだが、
弊社ではこれを、CRMもOne to Oneもダイレクトマーケティングも
テレマーケティングも包含する言葉と捉え、誌名に冠している。
皆さんの会社では、こうしたカスタマー・インサイトに基づく
マーケティングを、どんな言葉で呼んでいますか?