お盆と言うことで、電車も道もすいていて気持ちがいい。
しかし今日は、またまた大きな地震があって、びっくりした。
被害がこれ以上広がらないといいのだが・・・。
さて今日は、ダイレクトマーケティングのコンサルのお二人と、
日本で始めて冷やし中華を供したという神保町の「揚子江菜館」で、
冷やし中華&点心の昼食をご一緒した。そのうちのお一人から、
「CRMはこれからどうなると思いますか?」と質問を受け、
うーん・・・と思いながらも、次のように答えた。
CRMはもちろん、One to One、ダイレクトマーケティングなど、
カスタマー・インサイトに基づくマーケティングは、
今後ますます活発になるものの、その問題と、
これらのどの言葉がメインストリームになるかは別問題である。
このコンサルタントの方は、私の答えを聞くと、
以下のようにご自身の想いを語られた。
曰く、One to Oneにはコンセプトはあってもモノがない。
CRMにはモノ(IT)はあっても思想がない。
だから、前者は時間経過とともに風化し、
後者はITのカテゴリーとしてのみ生き残っていくのではないか。
(本当はこの先にもっと面白い話があるのだがそれは後日!)
私はここ数年、広告代理店、印刷会社、DM発送代行会社、
ダイレクトマーケティング・エージェンシーなどから、
同様の質問を何度となく受けている。
それぞれの会社が、自社の担当部署名をどうするか、
ソリューションの名称をどうするかといった局面で、
そうしたことを尋ねてこられるのだ。
弊社の月刊「アイ・エム・プレス」の“I”と“M”は、
“Interactive Marketing”の頭文字をとったものだが、
弊社ではこれを、CRMもOne to Oneもダイレクトマーケティングも
テレマーケティングも包含する言葉と捉え、誌名に冠している。
皆さんの会社では、こうしたカスタマー・インサイトに基づく
マーケティングを、どんな言葉で呼んでいますか?
CRM? One to One?
2005年8月16日