CRM年鑑 2007

2007年2月22日

弊社が2003年から発行している「CRM年鑑」(昨年、「CRM白書」から名称変更)の
2007年版が間もなく完成する。目下、印刷入稿直前の最後の追い込み中。
・・・というわけで、ここ数日は私のところにも最終確認用原稿が次々と届き、
日常業務をこなしながら、捻じりハチマキでこれと格闘している。
(ブログの更新頻度が下がっているのはそのためです。スミマセン。)
基本的に新原稿にはすべて目を通しているので作業は大変だが、
毎年、少しずつ見えてくるCRMの新たな兆候にはなかなか興味深いものがある。
2007年版の原稿確認作業を通じてつくづく思うのは、
CRMという概念が日本に登場して10年近くを経て、
徐々に地に足が付いた取り組みになってきたなということ。
2000年頃の“CRMブーム”は過去のものとなったが、
毎年、実施している5業種を対象とした調査結果を見ても、
その取り組みは着実に進化している。
ちなみに今回の調査では、過去最大の184社にご協力いただいたが、
年々、回答企業数が増えていること自体が、
CRMが定着してきたひとつの証と言えるかもしれない。
また、2007年版で取り上げるケーススタディは41社。
業種は、製造、金融から小売・サービスまでさまざまだ。
取材内容は、ダイレクトマーケティング、データベース・マーケティング、
ロイヤルティプログラム、ネットコミュニティなど。
本書を創刊した4年前と比べると、ネットの活用事例が増えているのはもちろん、
全社レベルでの取り組みが増加してきているようだ。
ここで41社に上る掲載企業のすべてを語ることはできないので、
ご興味のある方は、こちらをご参照の上、ぜひお申し込みを!
発行は3月半ばだが、2月27日までにご予約いただいた方には、
定価3万8,000円のところ、予約特価3万5,000円でお申し込み承り中!!
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