昨日は、このブログでも何度かご紹介した勉強会、
ダイレクトマーケティング・ワークショップの例会だった。
8月は見学会&暑気払いだったのでブログには書かなかったが、
今回の出し物はなかなかだったので、さわりだけでもご紹介しようと思う。
さて、9月のDMWのテーマは、
情報活用型マネジメントが情報を蘇らせた!
業績向上を実現した顧客・単品データの戦略的活用
ゲストスピーカーは、株式会社リゾーム 代表取締役の中山博光さん。
まずは、「なぜ分析ができないのか?」というありがちな疑問に対して、
「情報分析は目的ではない。手段である。」と回答。
では、「成果を生み出す分析の目的はなんなのか?」という次なる疑問に、
「情報分析の目的はマネジメント力の強化である。」と回答。
さらに、上記のマネジメント力を、
「組織に目標とする成果を達成させる力である。」と定義。
そして、経営とはお客様に商品を販売することであり、
すなわち、顧客戦略、商品戦略、販売戦略の3つの戦略が必要であると主張。
単品データ&顧客データの双方を活用することで、
店舗小売業がいかに収益を生み出していくことができるかという観点から、
これらの戦略の構築方法について事例を交えて語っていただいた。
講師の豊富な経験に裏付けられたお話で、たいへん参考になった。
9月のダイレクトマーケティング・ワークショップ
2006年9月15日