今日は、弊社で発行する“お客さまとの関係づくりを支援する
マーケティング情報誌 月刊「アイ・エム・プレス」”の
表紙の絵を書いている画家の小山田さんの講演を聞いてきた。
テーマは、「人が集まる・感動をつくる、超集客コンテンツの舞台裏」。
・国民的美少女コンテスト
・ベネチアヴィエンナーレ「オタク」日本館
・ブログを使ったオンデマンド出版
などの事例を交えて、「新しい価値の創造」を旗印にしながらも、
実際には何が集客に繋がったのかについて語るというものだった。
小山田さんによると、「新しい価値の創造」とは、
他人に「えーっ?」と言わせること。つまりは、
情報の発信者と受信者のギャップがあることにほかならない。
しかし、たとえば、ブログのオンデマンド出版などでは、
「えーっ」と言わせる主体はフツーの人々。
従来からのその道のプロフェッショナルではない。
そして、多くの人々に「私にも手が届きそう!」と思わせることで、
ブログのオンデマンド出版をはじめとするこれらの取り組みは、
仕掛け人たちのビジネスに貢献しているというのだ。
色々な事例があったので、すべてをうまくまとめられないが、
大枠で言えばそんな話で、なかなか刺激的で面白かった。
小山田さん、何かコメントありますか?
この講演があったのは、私が20年前から関与している、
ダイレクトマーケティングワークショップ(DMW)という勉強会。
DMWと言えば、小山田さんもその絵が日本手ぬぐいになったり、
徐々に売れ始めているが、加えて古くからのメンバーのお嬢さんが、
このほどめでたく、歌手としてメジャーデビューした。
名前は高田みち子。先日、六本木のスウィートバジルでの
ライブに行って来たが、ニューミュージック(古い?)に、
ジャズとボサノバをトッピングしたような感じで、なかなかだった。
3月のDMW
2005年3月17日