都会の中の小さな自然

2009年5月5日

昨日は、小田急線の代々木上原駅で、コールセンター関連の仕事をする
友人たちと待ち合わせ。土鍋ご飯の美味しいレストランで昼食を済ませた後、
代々木上原から徒歩15分ほどの駒場公園に行ってきた。
駒場公園は、加賀百万石の当主だった旧前田家の前田利為侯爵駒場邸跡。
私は20年近く前にも行ったことがあるのだが、
その時には、なぜか木陰に真っ赤な目をした白ウサギがいたことを記憶している。
駒場公園が幼いころの遊び場だったという地元育ちの友人によると、
そこには昔から白ウサギなんていた試しがないので、
ペットのウサギが逃げてきたのにたまたま出くわしたのではないかとのこと。
というわけで昨日はウサギはおらず、動物といえば猫とカラス、
あとはオタマジャクシしぐらいのものだったが、
20年前には入れなかった書院造りの和館が公開されており、
そこからは必要以上に人の手が加えられていない、
写真のような美しい日本庭園を臨むことができた。

知る人ぞ知る穴場なのか、連休だというのに人影はまばら。
都会の真ん中にこんなに自然と触れ合えるスポットがあるのは感激だ。
連休も残りあとわずか。観光地は混んでいるのでイヤだけど、
自然と触れ合ってリフレッシュしたいという方は、
ちょっとだけ思い切って、足を運んでみては。