2006年5月29日
遅れてきた春と言っても、何も恋をしているわけではない。
昨年の夏、信州から持ってきたドングリが生る木の苗が
ようやく芽吹いてきたのである。持って帰った時点では、
数枚の葉っぱが付いていたのだが、秋の訪れと共に落葉し、
その後も家のベランダに置いて水をやっていたのだが、
春になっても芽吹く気配がなく、さりとて枯れた様子もなく、
どうしたんだろう??と心配していたところだった。
やはり標高1450メートルの信州の山奥から持ってきただけに、
東京の草木と比べると遅れて芽吹くようにと
DNAに組み込まれているのだろうか。
いずれにしても、これで昨年の夏から10ヶ月近くにわたり、
ほぼ毎日、象さんの如雨露で水をやった甲斐があったというもの。
まだ数ミリほどの大きさなのでよく見えないかもしれないが、
植木鉢の縁すれすれのところに、新芽が顔を出しているのが見えますか?