2007年1月25日
あるあるの一件があってからというもの、
テレビの情報番組が妙に白々しく感じられるようになった。
これもどうせ過剰な演出がなされているんじゃないかとか、
やらせなんじゃないかとか、思えてしまうのだ。
また、最近では、頻発する痛ましい事件や、
企業のさまざまな不祥事を不必要なまでに追及するマスコミの姿勢に、
君達はどうなの? とマスコミ自体の姿勢を問う向きも増加している。
そんな中、カリスマブロガーとして知られる村山らむねさんのブログに、
「情報を発信する側と情報を受信する側」という記事を見つけた。
曰く、「マスコミが変化するためには、
まずは視聴者や読者が変化しなければいけないのかもしれないとも、思う。」。
らむねさんがどのような思いでこのひと言を書いたかは、
厳密にはわからないが、生活者のパワーが強くなったことで、
企業における顧客主導型経営が注目されるようになったとすれば、
情報を発信することを業とする企業すなわちマスコミとて同じだろう。
情報を受信する側であると同時に、情報を発信する側でもある私としては、
思わず背筋がぴんと伸びる気がするひと言だった。