2005年6月24日
昨日、会社帰りに食事がてら立ち寄った近所の焼き鳥屋で、
ほのぼのするようないい話を耳にした。
その店のお客さんのデザイナーとコピーライターが、
店のポスターを作ってプレゼントしてくれたというのである。
テーマは「点で酔う」。この店が、小田急線と京王井の頭線が
交わる「点」の街に位置することに由来する。
写真は全部で6枚のシリーズ物のポスターのうちの2枚。
向かって右側は「出発点」をテーマとした1枚で、
「はじめて名前を覚えてくれたお店は、行きつけのお店になりました。」
向かって左側は「通過点」をテーマにした1枚で、
「語り合ったあの頃の夢は、この頃の真実になっていますか。」
というコピーが、店名とともに真ん中に陣取っている。
きっと、このデザイナーとコピーライターは、
この店の歴史とともに、それぞれの人生を歩んできたのだろう。
店内に掲示されていたのは、6枚シリーズのうちの2枚だけ。
店主は、全部を店内に張り出すのを躊躇していたので、
これはお客様からもらった勲章のようなものだから、
全部張り出したほうがいい、と提案しておいた。
次回、訪れたときに、どうなっているか楽しみだ。